ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 知事記者会見 > 年別一覧 > 2022年 > 2023年4月17日(月曜日)午前10時

本文

2023年4月17日(月曜日)午前10時

ページID:20230417 掲載日:2023年4月28日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 おはようございます。

 それではですね、4月17日月曜日午前10時の定例会見を始めさせていただきます。

(1)「中部・北陸いいものフェア」について

 その前にですね、まず最初、この土、日、15、16でですね、愛・地球博記念公園で中部・北陸いいものフェアの第3週というのをやりまして、3月に2回、そしてこの4月ということで3回連続でやりまして、昨日、愛知県と三重県、特に三重県さんのブースが3分の2以上だったかな。ということでありまして、私、土曜日のとき、行きまして、ちょっと雨でございまして、昨日は本当に天気も良くて、ジブリパークに来たお客さん、それから万博公園に来たお客さんで相当にぎわっていたということと、あと、ステージで東邦高校のマーチングバンドがあったので、あそこは大変有名ですよね。全国トップレベルといいますかね。ということなので、そこへすごいお客さんが来ていたということはお聞きをいたしました。大変盛り上がってよかったのではないかなというふうに思っております。

 ということで、引き続き、またそうした楽しい企画はね、しっかりやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 それでは、発表事項、2点ございます。

(2)第2回 高校生ロボットシステムインテグレーション競技会の参加チーム校とサポーター企業の決定について

【知事会見】第2回 高校生ロボットシステムインテグレーション競技会の参加チーム校とサポーター企業を決定しました - 高校生ロボットシステムインテグレーション競技会 - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 まず、一つ目でございます。資料を御覧いただき、お聞きをいただきたいと思います。第2回 高校生ロボットシステムインテグレーション競技会の参加チーム校とサポーター企業の決定についてであります。

 愛知県では、モノづくり現場の自動化を担う「ロボットシステムインテグレータ」、通称「ロボットSIer(エスアイアー)」の人材創出を目的として、「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」を昨年度から実施しております。

 この度、第2回大会に参加する参加チーム校10校と、参加チーム校を支援するサポーター企業10社を決定いたしましたので、お知らせをいたします。

 また後で言いますけどね、10校に10社ですから、マンツーマンというか、タイアップして教えてくれるということなので。去年1回目をやって、相当これはいいぞということになって、今回、19チーム、19校応募していただきましたのでね、大変恐縮ですが、大会規模にやっぱり限度がありますので、そこはちょっと選ばせていただいたということでございます。

 各校の指導体制や電気・機械・プログラミング等の既習状況などを審査し、10校を選定いたしました。うち4校が初参加の高校で、うち3校が県外の高校であります。サポーター企業は、ロボットシステムインテグレーションの実績のある10社を、これも御希望をお聞きしながら選定をさせていただきました。

 競技部門、参加チーム校やサポーター企業については、記者発表資料1ページの1を御覧いただきたいというふうに思っております。1ページの1にね、ここに書いてありますね。

 競技会に向けて、各チームは各講習会に参加してロボットシステムインテグレーションを学ぶとともに、サポーター企業から指導や助言を受けながら、4月から約8か月かけて、モノづくりの自動化を行う競技課題に取り組みます。そして、12月には、各チームが組み上げたロボットシステムがAichi Sky Expoに一堂に会し、ロボットシステムの実演やプレゼンテーションを行い、優秀なチームを表彰いたします。

 また、第2回大会への参加申込みを多くいただいたことを受けまして、新たに「オープン参加枠」を設けました。この「オープン参加枠」には、愛知県立の工科高校3校と兵庫県立の工業高校1校に参加をいただいて、各校が保有しているロボットを使って、各自で設定した課題に取り組み、次回大会への参加を目指し技術を磨きます。

 いわゆるプレゼンテーションですね。うちの学校にはこんなものがありますというのをプレゼンしてもらう。多分、その関係者が来ますからね、同じその競技に参加している高校生、また、高校の指導者の皆さん、企業の皆さんが来ますから、一つの晴れの舞台ではないかなと思いますね。

 三つの競技部門と「オープン参加枠」で全14校の参加となります。12月の競技会に向けて、生徒の皆さんを大いに応援していきたいと思っております。

 競技会に向けた一連の取組を通じて、高校生に「ロボットシステムインテグレータ」の技術や業務への関心を高めていただいて、次代を担うロボット人材の創出を目指してまいります。

 ということで、資料でございますが、1ページの1がですね、その参加校で、ここにありますようにね、三つのロボットタイプということでございまして、希望を聞いてこちらがマッチングをしてですね、そこにサポーター企業さんを張り付けていくということでございます。

 どういうものかというと、3ページにありますが、参考ですね。大会の概要ですが、ロボットシステムインテグレーション競技会は、12月の9、10、土、日で行います。去年の12月、私も行きましてね、この土、日の大会までにいろんな課題設定をして、それで点数つけていて、当日の点数とがっちゃんこして順位を決めるということでございます。そこ、私も拝見をし、最後、表彰式、プレゼンテーターやりましたけども、大変盛り上がりましたね。

 ということで、去年の成績は、4ページにありますように、去年は12月10、11でね、最優秀賞は栃木県立足利工業、それから惜しくも僅差で第2位だったのが愛知総合工科高校。以下ですね、半田工科、瀬戸工科、豊川工科と、こういうことで盛り上がりました。この盛り上がったのを聞いていただいて、また多くの高校がね、参加希望いただいたというのは大変うれしいことでございます。

 この大会はですね、2021年に1年延期になった、ワールドロボットサミット2020というのを2021年の9月にやりました。残念ながら、これ、無観客になりましたけどね。その2か月後、ロボカップアジアパシフィック2021あいち、これは11月25日でしたけどね、2021年25から29。これは有観客で、2か月後はやれたんです。何万と来たということで盛り上がりました。などを受けて、高校生の「ロボットシステムインテグレータ」のですね、人材育成を目指してこの大会をやるということで。

 愛知県はですね、全部で14、愛知総合工科を入れると15か。工科高校は15ありますけれどもですね、全部、2021年4月、2年前に工業高校を全部、工科高校というふうに名前を変えて、ロボット工学科は7校開設をいたしております。そうしたことを学んで、昔の電子といったようなところをですね、ロボット工学科というふうに名前を変えて、どんどんやっております。なので、そういう素地もあるということでありますし、そうした人材が欲しいということでございます。

 これは、このSI(エスアイ)リーグは、4ページの一番上にありますように、1チーム上限10名のチーム制、学年問わずということでやっておりまして、その子たちがこの県内のロボットメーカー3社、デンソーウェーブ、FUJI、三菱電機や部品メーカーから無償貸与される産業用ロボットや機材を用いて、モノづくりの自動化に取り組むと。各チームは、民間の「ロボットSIer」企業さん、この10社の企業さんがそれぞれサポーターとなって指導、助言、伴走支援をやって、チーム独自のアイディアを盛り込みながらロボットシステムの構築を図っていって、ロボットシステムをやって、本番、そのロボットが、自動で組み立てたり、お菓子を配膳したりと、ボールペンの組み立て、お菓子の箱詰め、ギア部品の組み立て、この三つをいかにスムーズにやるか、きれいにやるかといったことを競うということでございまして、産業界、高校、行政が一体となって、次代の人材づくりをやっていくということでございます。

 今回はですね、参加高校10校のうち、これ、参加高校は出ているよな。1ページから2ページを見ていただきますと、6校が愛知県内の高校で、4校が県外の高校で、ぽちがついているのが今年、初参加ということでございます。初参加も4校ということでございます。

 できるだけ門戸を広くしたいのでということでございますが、今年やってみて、また人気が更にあるということだとすると、ちょっと大会を広げることも考えないかんかなと思いますけどね、4月から12月で8か月やるので、結構、手間というかマンパワーかかるので、付き合ってくれる企業さんが出てこんとえらいんだなということなんですけども。やっぱりちゃんとメンタリングやってくれるですね、サポーター企業さんが手間がかかるんだな。

 この企業さんが、1社が2校、面倒見てくれたり、更に増えていただければやれるんですけどね。いずれにしても、ちょっとそこは今後、考えていかないかんのかなと思いますが、全国にこうやって広がっていくというのはいいことだなというふうに思っておりますね。

 さらに、オープン参加もね、4校。

 オープン参加はここ、書いていないのか。

【経済産業局長】 書いています、2ページ目です。

【知事】 2ページ、ああ、ここにあるね、オープン参加ね。2の(2)ですね。県内3校、県外、兵庫県からも参加していただくということで、ありがたいことだなというふうに思っております。

 「ロボットシステムインテグレータ」、そういう次代を担う、そういったデジタル人材を養成する一つの試みであるということでありますし、子供たちのやっぱり実践ができるということ、それからまた、企業さんもそうした人材育成というかね、自分の会社のPRにもつながると思いますのでね、そういった点では、またこうした取組を盛り上げていければというふうに思っております。それが、まず第1点ということでございます。

 ですから、今後はですね、4月に、サポーター企業から各高校へ産業用ロボットの搬入を行うと、4月下旬から、ロボットシステムインテグレーションの基本的な知識、操作を学ぶ共通講習を各学校で受講した上で、ロボット部門ごとの競技課題に取り組んでいくと。夏休み期間中に、各チームのメンバーが「ロボットSIer」企業の業務を体感してもらう、いわゆるインターンシップみたいなことをやるわけですね。「ロボットSIer」企業見学会も実施すると。で、やっておいて、12月9日に本番を迎えると、こういうことでございますので、これをね、更に盛り上げていければというふうに思っております。それが1点。

(3)愛知芸術文化センター及び愛知県陶磁美術館の施設活性化に向けたパイロット事業を行う民間事業者の募集について

【知事会見】愛知芸術文化センター及び愛知県陶磁美術館の施設活性化に向けたパイロット事業を行う民間事業者を募集します - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きましてですね、二つ目です。愛知芸術文化センター及び愛知県陶磁美術館の施設活性化に向けたパイロット事業を行う民間事業者の募集についてです。

 愛知県では、愛知芸術文化センター及び愛知県陶磁美術館の活性化に向けた施設・空間及び敷地の有効活用の検討に取り組んでおります。

 昨年度、民間事業者に対して、この両施設の活性化に向けた活用アイディアを募集したところ、参画意向を含んだ具体的な事業アイディアを複数御提案いただきましたので、本格的な事業実施に向けて、具体的な検討を進めます。

 そこで、今回、検討の一環として、事業の集客力、収益性、利用者の反応、施設との相乗効果などを調査するため、実際に現地でパイロット事業を実施する民間事業者を公募することとし、本日から事業者の募集を開始いたします。

 愛知芸文センターにおいては、2023年5月下旬から来年24年2月末までの期間、今年度ですね、連続した利用を希望する事業者を募集します。愛知県陶磁美術館は、6月19日から改修工事に入って、1年半ぐらいあったかな、休館になりますので、ちょっと短いんですが、この23年の5月下旬から6月18日の日曜日までの期間、1か月弱ですね、の期間で事業を実施できる事業者を募集します。

 ということで、応募期間は、両施設とも4月17日から28日とし、5月中旬には事業者を決定したいということです。両施設の活性化に向けて、たくさんの魅力的な提案をお待ちいたしております。

 ということで、今申し上げたのが資料にありますが、要はですね、芸文センターは非常に場所がいいので、そこの施設を、立地を生かした施設一体としての集客力の強化や建物全体の空間の有効活用を図っていきたい。陶磁美術館は、広大な敷地といったポテンシャルを生かした事業展開をやっていきたいということで、昨年度ですね、民間事業者のいろんなアイディアをですね、お聞きをした。そういったマーケットサウンディングといいますかね、意見を聞いたところ、具体的な参画意向を含んだ活用アイディアを17社から提案をいただきましたので、実際にやってみようと。

 我々、こういうのをやるときに、やっぱり公募しないわけにはいかないので、公募した上で、やれるところからやっていきたいというふうに思っております。でもって、今年度はあくまでもパイロット事業ということで、やってみてですね、実際、そこでまた課題が見つかればそれをまた整理して、そしてまた翌年度以降につなげていくということでございます。

 具体的なことをちょっと申し上げるわけにいきませんが、例えば栄の芸文センターだと、空いたスペースで社会人の共用ワークスペースね、でありますとか、子供たちが自由に遊べる場ですとかね、そういった提案などもあったということであります。

 場所はですね、芸文センターは、地下2階のアートショップスペースがこの3月末で閉店と、オアシス21との地下連絡通路、それから、地下2階から2階までの吹き抜け空間であるフォーラム2、それから、2階のレストランスペース、レストランが2021年3月で閉店しておりますので、そのスペースと、その前のスペースということでございますね。陶磁美術館は、屋外スペースと、レストランスペースと茶室、これも2022年、去年の3月で閉店しておりますので、ちょっとコロナでそういうところはもう保ちませんのでね。それを活用するということでございます。

 これ、暫定的な試行実施というのは、今回が初めてですかね。ということでございますので、よろしくお願いします。

 あと、芸文センター地下2階のアートショップスペースというのは、オアシスからすっと入ってきた、そこのところなので、場所はいいところだと思いますけどもね。なので、いろんなアイディアをお待ちしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 私からは以上です。

(4)新型コロナウイルス感染症について

(​新型コロナウイルス感染症について​ - 愛知県 (pref.aichi.jp))

 コロナ対応を申し上げたいと思いますが、基本的にはコロナの感染状況、この週末も落ち着いているということでございますし、7日間平均、1日当たりではこの1年間で一番今が低い状況でございますので、そういった形でですね、またゴールデンウイークに向けて、社会活動、経済活動をしっかり盛り上げていきたいというふうに思っております。

(5)2023年統一地方選挙の後半戦について

 昨日から、統一地方選挙の後半戦が始まりましたね。昨日、私も仲間の皆さんのところは顔を出させていただきましたが、是非それぞれね、皆さん頑張っていただきたいというふうに思っております。

(6)岸田総理の街頭演説における爆発事件について

 なお、週末はですね、和歌山で、岸田総理が遊説に行かれたところ、爆発騒ぎといいますかね、があったということでありまして、極めて遺憾なことだと思っております。こうした暴力行為はですね、民主主義に敵対する行為だというふうに思っておりますので、これは断固許すことはできないと。毅然として対応し、犯人の方がどうしてこういうことをしたのかということは、しっかり解明をしていただきたい。そしてもって、こうしたことが起きないような対応、体制をですね、これはもう警察だけではなくて、関係者全てでですね、これは考えていくと、そして、民主主義を守らないかんということで、しっかりやっていくということが必要だというふうに思っております。

 こうしたことがまた、去年7月のね、安倍さんの事件から1年も経っていないときにまた起きたということについては、極めて遺憾だと、残念だし、遺憾だしね、大変憂慮すべき状況だと思っております。そうしたことは二度と起きないようにですね、関係者共々、愛知県も、愛知県警察、ありますから、名古屋とか愛知は非常に交通の便のいいところでもありますので、多くの要人の方が来られますのでね、そうしたことは万全を期していかなきゃいかんというふうに思っております。それと、多くの皆さんとでね、やっぱりこういったことのない、絶対起きないようにね、取り組んでいくということだと思っております。

 私からは以上です。