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2023年4月25日(火曜日)午前10時

ページID:20230425 掲載日:2023年5月10日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 それでは、4月25日火曜日でありますが、昨日の午前中、豊田章一郎(とよだ しょういちろう)さんのですね、お別れの会がありましたので、私、東京と豊田市と2か所行きましたので、1日ずれて今日の会見ということにさせていただきました。よろしくお願いいたします。

 今日は発表事項、3点ございますので、申し上げたいと思います。

(1)第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)組織委員会提案競技の提案募集について

【知事会見】第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋) 組織委員会提案競技の提案募集について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 まず、第1点目であります。それぞれ資料を御覧いただきながら、お聞きをいただきたいと思います。第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)、大会の組織委員会競技の提案募集についてであります。

 2026年に開催する第20回アジア競技大会の実施競技については、開催都市契約におきまして、パリオリンピックで実施される競技、32競技です。アジア5地域での普及を考慮して決定される競技が5競技ですね。それから、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会が提案する競技、2競技。それから、アジア・オリンピック評議会(OCA)が提案する競技、2競技で構成するというふうになっておりまして、このうち組織委員会が提案する競技につきましては、組織委員会が候補となる競技を二つ選定して、OCAに提案をして決定されるということですが、まあ、基本、組織委員会の方で提案すれば、それで決まるということでございますね。

 この度、組織委員会提案競技の選定に向けまして、国内競技団体を対象に、実施競技に係る提案募集を行います。

 募集期間は、4月25日、今日から5月19日金曜日までといたしまして、応募資格を満たす競技団体からの提案を受け付けます。

 応募資格の内容は、「OCA承認競技の国内競技団体であること」、「当該競技における唯一の国内統括団体であること」、「提案募集に応募することについて、アジア競技連盟の同意を得た団体であること」、「提案する競技種別の全てについて、愛知県内の既存施設を活用した競技実施が見込めること」などであります。

 提案方法は、5月19日午後5時必着で、「応募資格確認書」と「提案書」を組織委員会事務局に提出をしていただきます。提案書には、想定する競技会場や、当該団体の競技運営能力、その競技の競技人口や日本の競技レベル、大会の機運醸成を図る独自の取組などについて記載することとしております。

 応募いただいた提案につきましては、外部有識者等で構成する評価委員会におきまして、提案書及び応募者によるプレゼンテーションにより評価を行います。なお、評価委員会による評価は非公表で行います。

 評価につきましては、愛知・名古屋大会の大会コンセプトのうち、競技を実施する上で重視する三つの内容を踏まえて行います。

 具体的には、「アスリートファーストの視点」、「既存施設の活用」、「アジア競技大会の開催を誇りに、さらなるスポーツ文化の普及へ貢献」の三つの観点から、競技会場計画、競技運営能力、コスト・収入、大会への付加価値・レガシー、大会機運の醸成を評価項目として、総合的に評価をいたします。

 スケジュールといたしましては、募集期間終了後、6月上旬に評価委員会を開催いたしまして評価・選定を行い、その後に開催する組織委員会の理事会に競技案を提案して議決を得る予定であります。大会のコンセプトに沿った適切な競技を選定し、しっかりと準備を進めていくことで、愛知・名古屋アジア競技大会の成功につなげてまいります。

 ということでございまして、今、私、申し上げたのが、お手元の資料にございます。

 資料1、2、3、4と、4ページのね、<参考>のところが、オリンピックの32競技はこういうことで、パリオリンピック、直近のオリンピック競技をやると。それにアジア5地域の5競技と、組織委員会の2と、OCAの2ということで、全部で41ということでありますが、内ですね、この組織委員会の2競技を公募で決めていきたいと。まあ、これ、東京大会も同じようにやっているということでございますね

 まあ、評価委員会でしっかりやりまして、これは点数方式で評価を行ってね、先ほどの3点の視点で点数評価をするということでございまして、その後、組織委員会で決めて、OCAに提案し協議をするということになるということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 それが、まず第1点でございます。

(2)アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島のコース概要の決定について

【知事会見】アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島のコース概要の決定について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きましてですね、二つ目、「アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島」のコース概要の決定についてです。

 今年6月10日、田原市・豊橋市において、「アイアンマン70.3東三河ジャパンin渥美半島」が初めて開催されます。

 この大会は、トライアスロンの世界的シリーズ戦で、競技は、スイム1.9キロ、バイク90.1キロ、ラン21.1キロの合計113.1キロ(70.3マイル)で行われます。

 本日、私が大会名誉会長を務めている実行委員会からコースが発表されましたのでお知らせをいたします。

 今大会のコースは、田原市の白谷海浜公園をスタートし、渥美半島を時計回りに1周して、豊橋市の豊橋総合スポーツ公園でフィニッシュする、大変スケールの大きい一筆書きのコースであります。太平洋や伊良湖岬など、渥美半島の美しく雄大な大自然を堪能することができるコースとなっております。参加者の皆様には、この渥美半島の魅力の詰まったコースを満喫していただきながら、力の限り頑張っていただきたいと思っております。

 なお、参加者の申込みは、5月1日の月曜日までとなっております。まだ参加申込みは可能でありますので、一人でも多くの皆様に御参加をいただければというふうに思います。

 また、今大会のような国際的スポーツ大会の開催は、国内外から集まる多くの参加者・観戦者の皆様に、地域の魅力を感じていただく絶好の機会であります。

 愛知県といたしましては、東三河地域の魅力を盛り込んだ観戦・観光ガイドブックを作成するとともに、SNSなどを通じて情報発信するなど、大会の盛り上げを図ってまいります。

 また、競技終了後に開催するアワードパーティーにおいても、田原市や豊橋市の特産品を提供し、参加者やその家族の皆様に地域の魅力を発信してまいります。さらに、新たに誕生したこの大会を広くPRするため、今大会の様子や地域の魅力をまとめた動画を制作し、大会の発展・定着を支援してまいります。

 今大会の開催を通じて、「スポーツ王国あいち」を更に盛り上げてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 ということで、資料ですね。これ、田原市と豊橋市において同時にといいますかね、今日発表なのでということで、私の方からも発表してほしいということでございましたので発表させていただきます。

 資料2ページのコース概要がございまして、こういう一筆書きのコースでございます。今現在、4月19日時点の申込者が書いてありますが、一番直近だと今は733人ですね。もうちょっと増えるかなと思いますが、よろしくお願いをいたします。

 今までずっと知多半島の、知多と常滑でやっていたやつですね。ということでございますが、今回は場所が新たに、装いも新たにこの渥美半島、東三河でやるということでございますので、よろしくお願いいたします。

 更に詳しい資料も出ておりますので、またね、皆さん御覧をいただきたいというふうに思います。またデータでもね、提供いたしますので、御覧をいただければというふうに思っております。

 これはですね、アイアンマン70.3シリーズは、ワールド・トライアスロン・コーポレーションが主催するトライアスロンの世界的なシリーズ戦でありまして、本大会以外に世界各地で約100大会が開催されているということで、各大会での年齢別上位入賞者には、アイアンマン70.3シリーズの世界選手権の参加資格が付与されるということでございますので、皆さん世界中からね、いろいろなところに参加をしていただくということでございます。

 このアイアンマン70.3は、2010年から2020年まで、知多半島で11回行われたということでございます。その後、21年、22年はコロナ禍で中止が続いたと。今回、田原市、豊橋市、地元経済界が中心になって、装いも新たに東三河で開催されることになったということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 なお、6月10日土曜日の競技開催中は、周辺の道路では交通規制が行われる予定でありますので、詳細は実行委員会から発表されますので御覧をいただければと思いますが、周辺住民の皆様には、6月10日、大会時の一定の時間は、御迷惑、御不便をおかけいたしますが、御理解、御協力をいただきますとともにですね、選手の応援をお願いしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(3)「あいち林業技術強化カレッジ」のオープニングセレモニーについて

【知事会見】「あいち林業技術強化カレッジ」のオープニングセレモニーを行います - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 そして、最後でございます。「あいち林業技術強化カレッジ」のオープニングセレモニーについてであります。

 林業の現場では、不足する林業従事者の確保・育成が求められております。また、林業の労働災害の発生率は他産業と比較して高いことから、林業従事者の技術力強化が急務となっております。

 このため、愛知県は、充実した森林資源を生かす循環型林業を推進し、安全かつ安心して働くことのできる魅力ある林業の実現を目指し、本年度から新たに「あいち林業技術強化カレッジ」をオープンいたします。

 カレッジの拠点は、新城市にあります県の森林・林業技術センターであります。これまで行ってきた研修を見直し、キャリアアップに応じた段階的な研修コースに再編成したほか、これからの県の林業を担っていく若い世代の皆様が、いち早く活躍できるよう、新規就業者や未経験者向けの講座を拡充いたしました。

 さらに、今後、雨天時も実技研修を実施できる全天候型研修施設の整備や新しい研修装置の導入など、研修体制の一層の強化を図ってまいります。

 この「あいち林業技術強化カレッジ」のオープンを記念いたしまして、4月28日の金曜日の正午からオープニングセレモニーを開催いたします。

 私も、セレモニーに出席し、看板の除幕を行います。看板は、木目がケヤキに似て美しく、成長が早いことから近年注目を集めている樹種の「センダン」を用いて作成をいたしたものでありますが、これ(演台)もそうだね。これを使って看板を作ったということでございます。

 また、実際に研修でも活用する「労働災害VRシミュレーター」を、私もセレモニーの最後に体験をいたします。これは、VRゴーグルとチェーンソー型の装置を用いまして、誤った方法で伐倒を行うと悲惨な事故につながるということを、屋内にいながら安全に疑似体験をすることができるものでありまして、そういうことにならないようにということで、チェーンソーで切ったやつが跳ね返ってくるんだろうな、ということでいいんだね。

【農林基盤局長】 はい。倒れてきます。木が倒れてくると思います。

【知事】 木が倒れてくるやつか。

 林業労働、やはり大きな重量物を扱いますのでね。ということと斜面ということもあり、やはり自然を相手にするものでありますから、林業労働災害防止というのは大変大きな施策の柱でありますのでね、そうしたことをやはりしっかりとやっていきたいというふうに思っており、昔は、チェーンソーの振動による、手の障害がね、大きな問題になりましたが、時間制限とか機械の進歩でね、大分改善をされてきましたがね。あれは白蝋病っていったっけ、あのチェーンソーの振動のやつは。何か手が、血が通わなくなって真っ白けになっていくんだよな、あれな。ずーっとチェーンソーでがーっとやって、何十年もやっているとね。

 というのが、一番大きな林業労働災害でしたけれども、そこら辺はもう大体、ほぼほぼなくなってきたということでありますが、やはり大変な重量物を扱いますのでね、そうした災害というのはあるので、通常の産業よりも災害の率が高い。今も高いんだけど前は相当高かったので、そうしたことをしっかりやっていくという、安全を確保していくということが必要だということで、こうした研修をしっかりやっていきたいということでございます。

 なお、資料にありますようにですね、当日は28日金曜日、お昼にそうした形で行ってまいりますが、2ページにありますように、林業技術強化カレッジにおける研修体系で、林業体験等々をしていただいた後に、林業就業後、基礎コース、中堅コース、指導者コース、三つのコースをやっていただいて、新規就業者が即戦力として働くことができるように、労働安全の徹底など、基礎訓練に重点を置いた研修を新しく実施するということでございます。年間延べ1,000人以上の受講者数を見込んでいるということでございますので、よろしくお願いをいたします。

(4)新型コロナウイルス感染症について

(​新型コロナウイルス感染症について​ - 愛知県 (pref.aichi.jp))

 でもって、あと、コロナの状況はですね、また午後に今日の状況を申し上げますが、じわじわというか、1週間前より少しずつ増えておりましてね、今、1週間・7日間平均、1日当たりが444人までになったんだな、昨日は。450人を切ったんですが、ちょっといっぱい増えてはいるんですが、そうはいっても全国的には、10万人当たりは愛知県33位、大阪19位、東京12位ということでありまして、それも数字的にはまあまあ落ち着きは見せているということでありますが、5月の8日に向けましてね、やっぱり引き続きしっかり注視をしていきたいというふうに思っております。

 私からの会見は以上です。