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2023年7月18日(火曜日)午前10時

ページID:20230718 掲載日:2023年8月1日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 おはようございます。

 それではですね、本日7月18日火曜日のですね、午前10時、定例会見を始めさせていただきます。

(1)熱中症予防啓発にかかる県民の皆様への知事メッセージについて

熱中症予防啓発にかかる県民の皆様への知事メッセージについて - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 熱中症予防啓発にかかる県民の皆様への知事メッセージについてでございまして、これはもう既にですね、7月10日月曜日、先週の月曜日に、2枚目ですが、発表済みでございまして、それ以降、先週7月10日の月曜日にですね、今年初めての「熱中症警戒アラート」が発表されて、本日も含めて、合わせて6回の「熱中症警戒アラート」が出されております。

 7月も中旬となり、本格的な夏を迎えます。今年も暑くなることが予想されておりますので、引き続き熱中症に注意が必要です。熱中症は、暑さを避け、昼夜を問わずエアコン等を上手に使用して温度調節を行う、喉が渇いていなくても小まめに水分・塩分を補給するなど、適切な予防をすれば防ぐことができます。

 なお、熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日の前日の夕方又は当日の早朝には、環境省・気象庁から「熱中症警戒アラート」が発表されます。このアラートが発表されている日は、御自身でふだん以上に熱中症の予防行動を実践していただくとともに、身近に熱中症リスクの高い方、子供、高齢者等が見えましたら、熱中症に注意するように積極的にお声掛けをいただきたいと思います。

 県民の皆様には、熱中症に十分に気をつけていただいて、健康で安全な夏をお過ごしをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それからですね、熱中症のアラートが出てからですね、直近ですね、警戒アラートは7月10日に初めて出ましてね、10、11、12、月、火、水に出て、それから、木、金を休んで、16、17、18と日、月、火と出ていると、こういうことでございます。

 救急搬送者数は、7月7日から13日までの直近1週間の救急搬送者数を集計しておりますが、これが、7日から13日まででですね、403人ということでございまして、特にアラートが出ている10日、11、12が非常に多いということになっておりますので、是非お気をつけをいただきたいというふうに思っております。

(2)知事のドイツ・フランス渡航の成果について

 続きまして、お手元にありますように、先週ですね、ドイツとフランスを訪問してまいりました。毎日ですね、時差がありますので翌日ということになりますが、経過報告などをさせていただきましたが、改めてちょっと総括的に申し上げたいと思います。

 7月9日から16日、日曜日から日曜日の8日間、訪問してまいりました。

 まずはですね、10日月曜日は、ドイツのデュッセルドルフに参りまして、ノルトライン・ヴェストファーレン州とですね、スタートアップ支援拠点の方々と意見交換を行いました。

 まずは、州の経済省のアントレプレナー部門の方から、ノルトライン・ヴェストファーレン州は鉄鋼業が盛んで、ドイツ最大の工業地域圏であるという点で愛知県と共通点があると、今回の訪問を機に関係を深め、対話を発展させていきたいというふうに言われました。歴史、有名なルール工業地帯ですね。ドイツとフランスのいつも係争の地になっている、ヨーロッパ最大の工業地帯がここということでございます。

 ということでありますが、スタートアップ支援拠点であるデジタル・イノベーション・ハブ及びグローバル・アントレプレナーシップ・センターから説明が行われ、私からは、大変有意義な話を聞くことができたと、連携をしていきたいと申し上げました。

 午後ですね、このために行ったということですが、ノルトライン・ヴェストファーレン州のヘンドリク・ヴュスト首相と面談を行いました。

 ヴュスト首相から、先月6月7日に私、東京でお会いしておりまして、それ以来、また1か月でね、お会いできるということで、大変光栄であるという発言をいただいたというところでありまして、次に、私から、この今回の訪問の受入れに感謝の意を表するとともにですね、産業構造が似た両者が、お互いのですね、強みを生かせる分野として、スタートアップ、水素・再生可能エネルギー、文化・芸術を始めとした様々な分野で、今後、連携をしていくことを提案をいたしました。

 これに対して、ヴュスト首相からは、是非連携を行いたい。具体的なプランを立てて進めていきたいとの発言があり、2024年3月に愛知県国際展示場Aichi Sky Expoにおいて開催を予定されている「SMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE(スマート・マニュファクチャリング・サミット・バイ・グローバル・インダストリー)」へのノルトライン・ヴェストファーレン州の企業参加を含め、スタートアップ、水素・再生可能エネルギー、文化・芸術の三つの分野で、提携をしていくことで合意をいたしました。ということで、進めていきたいと。

 ここは、一番大きな街はケルン、デュッセルドルフに一番、日本の企業がたくさん集まっているということでございます。あとはですね、アーヘンとかエッセンとかボンとか、そういう都市があると。人口は1,800万人で、GDPが110兆円ですから、うちの倍以上ありますけれどもね。というヨーロッパ最大の産業地帯であります。特に環境、水素について非常に熱心ということでございましたので、しっかり連携していきたいと思います。

 続いて、フランス、11日午前は、オーベルニュ・ローヌ・アルプ地域圏を訪問いたしまして、まず、グルノーブルでエネルギー転換、デジタル技術等の国立研究機関である原子力・代替エネルギー庁CEAを訪問いたしました。様々にですね、スタートアップなどの説明を受けた後で、私からもですね、愛知のそうしたスタートアップ、また大学連携等について説明をし、オーベルニュ・ローヌ・アルプ地域圏とCEAとの今後の連携について呼び掛けを行ったということでございます。

 午後はですね、また、同じくAuRA(オーラ)のところ、AuRA圏にあります、フランス石油・新エネルギー研究所IFPEN(イフペン)を訪問いたしました。再生可能エネルギー、モビリティにおける研究開発について取組を(説明)いただいたということであります。

 それから、水素ステーションですね、このHYmpulsion(アンプルション)という会社の水素ステーションも訪問いたしました。水素、ミライに充填をしている現場で、私もミライに充填をさせていただいたということでございます。

 続いて、オーベルニュ・ローヌ・アルプ地域圏政府庁舎に参りまして、ローラン・ボキエ議長と、昨年5月に締結をしたMOUに基づく更なる連携の発展の協議を行いました。

 私からは、今年3月にリヨンで開かれたグローバル・インダストリーに、愛知県ブースで企業の出展を行ったということを申し上げ、さらにですね、愛知県とAuRA地域圏との交流促進の中で、両者でスタートアップ関連のオンラインセミナーを共同で開催をし、CEA及びCEA発のスタートアップが参加することなども提案をしたと。それで、来年3月にも、このSMSへのAuRA地域の出展と、ボキエ議長の来県を要請をし、是非行きたいということですね、SMSにも参加をし、さらに、自分も訪問したいという発言をいただきました。ということで、更に連携をしてまいります。

 それから、Aichi Sky Expoの運営事業者の代表企業であるGLイベンツのジノン会長、(GLイベンツベニューズの)シゼロンCEOと面談をいたしました。ジノン会長ともですね、GLイベンツとは、このSMSの展示会をやりますので、意見交換をさせていただいたということでございます。

 なお、GLイベンツという会社は、フランス最大というか、ヨーロッパ最大のスポーツ企業の一つでありまして、今回、ラグビーのワールドカップの運営の中心でもございます。自分もリヨンでラグビーチームを持っておりまして、去年、ヨーロッパで優勝しておりますので、フランス代表が山のようにいるということで、9月8日かな、初戦がフランス対オールブラックスというのを組んでいるので、フランスというのはすごい国だなと思いますけどね。盛り上がるんでしょうね、きっとね。ということでございます。

 それからですね、12日は水曜日、パリにおきまして、私どもSTATION AiのモデルでもありますSTATION Fのですね、責任者ロクサーヌ・ヴァルザディレクターと面談をいたしました。

 今の現状を報告をし、私からですね、2024年の10月の開業に向けて準備を進めているSTATION Aiのコンセプト、フランス語で言うと「スタシオン・アイ」と言うのですけどね、STATION Aiのコンセプト、それから施設などについて説明をし、これまでSTATION Fでのですね、知見を取り入れて、順調に事業が進められていると申し上げたところであります。

 その後、両者の連携で意見交換を行いまして、人材交流とかですね、双方が実施する展示会やイベントへのスタートアップの相互出展、それから、開業セレモニーへヴァルザディレクターに是非お越しいただきたいという招待を申し上げたということでございます。

 ディレクターからはですね、賛同をいただいて、来年10月には是非訪問したいという、こういうお声もいただきました。彼女は、このスタートアップ界わいでは超VIPでありますので、来ていただいて、シンポジウムができると相当人が寄ってくるだろうなというふうに思いますね。ということでございます。

 それから、続いてですね、13日午後は、パリ郊外でノール・ヴィルパント見本市会場、パリとシャルル・ド・ゴール空港との間にある24万平米を超える展示場でありまして、前、グローバル・インダストリーもここでやったので私、行きましたが、そこでですね、毎年行われているJapan Expo(ジャパンエキスポ)という、現地のフランス人がやっている、この日本紹介イベントでありますけれども、そこに参りまして、そのステージイベントで、ワールド・コスプレ・サミット2022の優勝者は去年、フランス人の方だったので、そのコスプレ・サミットのPRと併せて、ジブリパークのPRをさせていただきました。

 実際にジブリパークのグッズをですね、抽選で当たりますよと言った途端に、わーっとか言って、うちの愛知県ブースに人だかりがわわわっとできてですね、大変盛り上がったということでございまして、引き続きですね、そうしたPRをしていければと思います。

 それから、最後、7月14日金曜日は、フランスの革命記念日でありますので、フランス政府からの招待を受けて、この行事にも参加をいたしました。マクロン大統領始め、最初は凱旋門からシャンゼリゼを通って、コンコルド広場に行く軍事パレードが午前中あって、それが一番メインなんですけれども、そこにも参加をさせていただきました。

 午後はですね、ピエール・ラバダン、パリ市のスポーツ担当副市長、これ、パリオリンピックの責任者ですけれども、2024年のパリオリンピックと26年の愛知・名古屋でのアジア大会、私はアジア・オリンピック・ゲームズと言ってきましたが、そのパリ大会との共同PRなどの連携も、是非お願いをしたいということで申し上げたということでございます。賛同をいただきました。

 また、様々にですね、スポーツの分野、環境、観光、文化・芸術など、愛知県とパリ市は幅広い分野で連携できると考えておるということで、その旨の相互連携に関する意向表明書を副市長にお渡しをし、7月、8月、向こうは夏休みになりますので、特に14日、革命記念日になると、全部もう、5週間ぐらいバカンスに入るので、入れ替わり立ち替わり休みで仕事にならないので、その後、9月にはですね、これに対する返事、報告をしたいということでありました。

 夜は、パリ市政府主催のレセプションにも参加をして、バルセロナ市長などとも面談をいたしました。

 以上ですね、しっかり回ってまいりましたが、引き続きですね、ドイツ、フランス、ヨーロッパ各州、大変、各国大変貴重な提携先だと思いますので、しっかり連携をし、また、スタートアップを始め、特に水素エネルギーの関係が非常に関心が高いと言いますか、もう既に彼らもやっているのでね、一緒にやっていければというふうに思います。

 ちなみにですね、やはりスタートアップを考えますと、現時点で、直近でのアメリカの調査会社のCB Insights(インサイツ)の調査ですが、世界のユニコーン企業ですね、10億ドルの企業というのは1,226、アメリカが662、中国が173、インドが70と、ドイツが30、フランスが25で、日本が世界16番目で七つと、こういうのが今の実態なので、しっかりと世界を追っかけていくということだと思っております。

 続きましてですね、発表事項へ参ります。

(3)愛・地球博記念公園における「猫の城遊具」の利用開始及びオープニングセレモニーの実施について

【知事会見】(変更)愛・地球博記念公園における「猫の城遊具」の利用開始びオープニングセレモニーの実施について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 まず、1点目でございます。愛・地球博記念公園における「猫の城遊具」の利用開始及びオープニングセレモニーの実施についてであります。

 はい、どうぞ。写真を。これ、写真だな。きれいなものだなと思いますけど、この間、工事囲いを取ったときに皆さん行っていただきましたが、その後、着々と工事が進んでおりまして、大分きれいに出来上がっているなということでございます。ということで、オープニングについて御報告をいたします。

 「猫の城遊具」をですね、公園施設として、ジブリパークの外で2022年の12月から整備を進めてまいりました。この度、遊具は完成いたしました。あと、外構がちょっと残っておりますけどね、それをやりますが。まあ、外構と片付けだな。もうほぼ出来上がりました。ということで、ちょっと遊具の点検をしながらですね、8月4日の金曜日から利用を開始をいたしますので、利用方法についてお知らせをいたします。

 ということで、資料を御覧をいただきながらお聞きいただきたいと思いますが。まず、1ページはそういうものでございますが、この写真を御覧いただければと思います。

 それでもって、2ページを御覧ください。

 まず、利用料金ですが、6月5日に発表したとおり、平日は無料ですが、土日休日及びゴールデンウイーク、長久手市の小学校の春休み・夏休み・冬休み期間中は混雑しますので、有料として、小学生以下が1回100円、付添いの中学生以上が300円で、4歳未満は無料というふうにさせていただきます。

 入場に当たっては、未就学児は中学生以上の同伴が必要でありまして、小学生は同伴がなくても入場できます。ただし、土日休日及び混雑日については、中学生以上は小学生以下を同伴する場合に限り入場できます。御一人での入場は御遠慮ください。

 平日は、他の都市公園の遊具と同様、自由に利用できますので、特に入場制限は行わない予定ですが、混雑状況によっては、安全確保のため入場を制限する場合がありますので、御承知ください。

 続きまして、主な遊具の対象年齢についてです。遊具を安全に御利用いただくため、「滑り台」と「ターザンロープ」には対象年齢を設けております。「迷路」と「タワー」には、年齢制限はありません。

 「城」にある「滑り台」のうち、1基は幼児用で3歳から6歳まで、残りの2基は6歳から12歳までを対象としています。「城」の中は、中学生以上の方も入ることができます。「ターザンロープ」は2基とも、6歳から12歳までを対象としております。ということでございます。

 こちら、「城」の「滑り台」だな。「滑り台」は、本当にちっちゃい子供と小学生までということのものと、「ターザンロープ」は二つとも、小学生ですかね。ということでございますね。

 それから、次に、土日休日及び混雑日の利用方法です。

 土日休日、ゴールデンウイーク、長久手市の小学校の春休み・夏休み・冬休み期間中は混雑が予想されますので、多くの子供たちが遊べるように、午前9時から午後5時まで1時間ごとの入替え制といたしまして、最初の枠が午前9時から、最後の枠が午後4時からの利用となりますので、全8回の入替え制。

 整理券の購入が必要です。利用時間ごとに140枚の発券を想定しておりまして、利用時間の1時間前から整理券が購入できます。例えば午前10時から入場の場合は、午前9時からの整理券の購入ができます。1時間ごとに整理券が購入できますので、最後の午後4時からの枠は、午後3時から購入ができます。ただし、初回の午前9時からの枠のみ、開園時間との都合上、午前8時30分からの購入になりますので、御注意をください。

 券売機は、遊具付近に2台、北口案内所に1台設置をしております。購入した整理券は、入場時間が記載されておりますので、遊具の入り口でスタッフが確認しますので、スタッフに提示してください。

 当面、券売機は現金のみとなりますので、御注意ください。速やかに各種キャッシュレスにも対応してまいりますが、クレジットカード、電子マネー、二次元コード決済など、多様な手段を御用意することとしておりまして、9月以降の早い段階で御利用できるように手続を進めているところでございます。キャッシュレス対応、ちょっと想定以上に時間がかかったということでございまして、すみませんね、ちょっと夏休みに間に合わせるために、開園の方をちょっと優先させていただきましたので、御理解、御容赦をいただければというふうに思っております。

 なお、整理券のネット予約、案内所等の窓口での事前受付はできませんので、御注意ください。

 また、「猫の城遊具」の中にはトイレはありませんので、場外の施設を御利用ください。土日休日・混雑日は、指定された利用時間であれば再入場可能となりますので、近くにありますので、御利用いただければと思います。

 以上、申し上げた利用方法につきましては、後日、案内リーフレットを作成することに加え、都市整備協会のホームページに情報を掲載しますので、そちらも御覧ください。

 なお、場内では、特に夏の暑い期間、親御様におかれましては、お子様に帽子と水筒を持たせるなど、暑さ対策をお願いいたします。

 次、3ページを御覧ください。

 オープニングセレモニーです。8月4日金曜日、利用開始当日は、午前9時半からオープニングセレモニーを開催いたします。セレモニーには、県議会議長や長久手市の関係者の皆様の来賓に加えて、地元の長久手市立東小学校の児童にも御参加をいただきまして、遊具の利用開始を盛り上げます。

 メディアの皆様向けには、セレモニー前の午前9時から30分、場内に入場していただいて、工事用フェンスが全て撤去された遊具全体を取材撮影する時間も用意をしております。これ、まだちょっと工事用フェンスがありますけど、全部取っ払うのが前の日の夕方か当日の朝なので、全部きれいに出来上がるのは、この8月4日の午前9時に来ていただくことかなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 さらに、セレモニー後は、長久手市立東小学校の児童による遊び初めを予定しておりまして、子供たちが遊んでいる様子も撮影できますので、メディアの皆様には是非取材をお願いいたします。

 子供たちには、この夏休みに是非、ジブリパークのある愛・地球博記念公園に遊びに来ていただいて、「猫の城遊具」にも足を運んでいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 ということでございまして、なのでですね、オープンは8月、だから遊び初めの後ですから、9時半からオープニングセレモニーで、その後、長久手市の東小学校の子供たちに遊んでもらいますので、一般の利用開始は午前11時からということになります。ということでございますね。

 それから、券売機には、日本語のほか、英語、中国語、韓国語にも対応するということにいたします。

 それからですね、有料となる土日休日は年間で何日ぐらいかという、平日と休日はどのくらいの割合かということですが、公園遊具なので、2023年度を366日とすると、完全休園日というのはですね、公園なので4日なんだな、年末年始のね。あとは、だから、ジブリパークが休みの火曜日もやっているんだな、公園だもんで。ということなので、土日休日等の有料日は、2023年度で足していくと164日で、平日、無料の平日は198日ということでございます。

 ということで、是非ですね、御利用いただければというふうに思っております。ちょっとあんまり平日でも混むようだと、少しちょっと考えますけどね。整理券なしでいいかというのは、ちょっと若干の不安がないではないんですけれども、できるだけ、ただで使ってもらいたいなという思いがありましてね、手軽にね。ということでございますので、よろしくお願いいたします。

(4)「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」のファイナルクローズについて

【知事会見】「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」が ファイナルクローズしました - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きましてですね、二つ目です。「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」のファイナルクローズについて申し上げます。

 愛知県は、スタートアップの創出・育成・展開・誘致を促進し、当地域の事業会社とのオープンイノベーションを推進するための拠点施設STATION Aiの整備を進めております。STATION Aiの整備・運営事業者であるSTATION Ai株式会社は、そのオープンに先駆けてPRE-STATION Aiの運営を行っております。

 22年5月は、STATION Ai、PRE-STATION Aiのメンバーであるスタートアップの資金調達を支援するため、この株式会社とディープコアが共同設立した有限責任事業組合を運営者として、ソフトバンク株式会社を出資者とするスタートアップ投資ファンド「STATION Ai Central Japan 1号ファンド」が設立されました。

 本ファンドは、3億円を出資するソフトバンクに次いで、22年9月、愛知県が2億円、名古屋市が1億円をそれぞれ出資いたしました。そのかいがありまして、当初はファンドサイズを10億円規模で想定しておりましたが、出資上限金額を増額させて、6月末時点で15者から総額15億円の出資をいただくことができました。これをもって出資の募集を終了し、ファンドの組成を完了いたしましたので、御報告をいたします。

 本ファンドは、投資対象をPRE-STATION Aiメンバー及びSTATION Aiメンバー、メンバーを対象にするということにいたしておりまして、資料4ページ目の事例を含めまして、現時点で6件の投資をもう既に実行をいたしております。

 今後、本ファンドを通じた投資を加速させるとともに、STATION Aiにおいてスタートアップの成長を強力に支援することで、将来有望なスタートアップを創出し、ここ愛知に世界有数のスタートアップ・エコシステムの形成を目指してまいります。

 ということで、資料が、今申し上げたことが1ページ、2ページに参加の出資者の一覧表がありますので、御覧をいただきたいと思います。なお、金額については、これはその内訳は申し上げないということにいたしております。よろしくお願いします。

 ファンド規模が15億円ということでございます。

 それから、3ページが、ファンドのスキームということでございますね。

 4ページが、この「STATION Ai 1号ファンド」の投資事例、6件を投資したうち、こうしたところに投資しておりますよということでございますね。ということで、「東京都」と書いてありますが、これはSTATION Aiというか、今現在のPRE-STATION Aiのメンバーなんだな。

【経済産業局長】 はい。

【知事】 ということでございますので、投資をする。要は、メンバーになってもらって投資をして、それでもってメンターをして育てていくということでございますね。

 ということでございます。これがまず、2点目ということでございます。

(5)中国支援機関連携事業の成果及び今年度事業について

【知事会見】中国支援機関連携事業の成果及び今年度事業について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きましてですね、最後でございますが、中国支援機関連携事業の成果及び今年度事業についてでございます。

 スタートアップ関連で、中国関係の事業について御報告をいたします。2018年10月に策定した「Aichi-Startup(アイチ・スタートアップ)戦略」に基づいて、様々な国、機関とのものをやっておりまして、これまでにフランスとかですね、アメリカ等のですね、スタートアップ連携事業について御報告をいたしましたが、今日は、これは中国版でございます。

 記者発表資料を御覧をいただきながら、お聞きをいただきたいと思います。

 まず、1ページでございますが、概要を記載をいたしております。

 愛知県は、世界でも有数のスタートアップ育成の取組を行っている中国・清華(せいか)大学、上海交通大学、浙江(せっこう)大学と連携協定を締結し、2020年度から連携プログラムとして、「Aichi China Innovation Program(アイチ・チャイナ・イノベーション・プログラム)」を実施をいたしております。

 まず、清華大学とは2020年度から、大学傘下の企業であるTus(タス)ホールディングス、ファンドですね、ファンドとサイエンスパークをやっている、そうした企業でございます。そして、上海交通大学とは2021年度から、浙江大学とは2022年度から、連携したプログラムを実施をいたしております。

 記者発表資料2ページは、中国の支援機関との連携における、「これまでの経緯」でございます。2019年5月にこの3大学を訪問をし、連携していくことで合意をいたしました。19年9月に清華大学の邱勇(きゅう ゆう)学長、11月に上海交通大学の黄震(こう しん)副学長に御来県いただきまして、連携交流に関する覚書を締結をいたしました。22年6月には、浙江大学の呉朝暉(ご ちょうき)学長と、オンラインで同様の覚書を締結をいたしました。

 これら3大学との覚書は、スタートアップ支援を対象分野とした包括交流に関する覚書となっておりまして、それに基づいて、連携プログラムを実施をしているところでございます。ずーっとその経緯が、3ページとありますが、続いて、記者発表資料4ページから6ページにかけて記載しております「事業概要」でございます。

 (1)中国市場の理解促進やマーケティング、知的財産面での知見などを学ぶ「中国展開支援セミナー」です。

 (2)のTusホールディングスと連携した、県内スタートアップの中国へのビジネス展開を支援する「県内スタートアップ支援プログラム」及び中国スタートアップと県内企業との協業を目的とする「マッチングプログラム」であります。

 6ページ、それがずっとありましてね、それから、6ページ(3)の上海交通大学、(4)の浙江大学のスタートアップ支援の取組を共有するプログラム、こうしたプログラムを浙江大学とですね、清華大学が一番ずっとやっておりますが、上海交通大学、浙江大学とも進めているということでございます。

 これらの事業の成果につきましては、記者発表資料6ページの「3 これまでの成果」に記載をいたしております。

 また、2022年度の具体的な成果事例につきまして、7ページの(2)に記載をいたしております。

 (ア)の「中国展開支援セミナー」では、延べ53名の方に御参加をいただいて、中国の最新のビジネス環境や知的財産等に関する知見の共有を図りました。また、セミナーに参加した県内スタートアップからは、戦略的パートナーとの提携協議において、本セミナーで得た知的財産等の知識が非常に役立ったという報告をいただいております。

 次に、(イ)のですね、「Tusホールディングスとの連携プログラム」では、「県内スタートアップ支援プログラム」において、参加スタートアップ4社のうち2社が、現在、中国企業との製品開発や販路拡大に向けた具体的な提携の協議を行っております。

 また、(2)の「マッチングプログラム」では、参加した県内企業と中国スタートアップとの協業に向けた個別面談が10件実施され、現在、製造販売など具体的な協業方法について協議を行っているということでございまして、具体的な協議が進んでいるということで、これはもう、うれしい限りでございますね。

 続いて、8ページ(ウ)の「上海交通大学との連携プログラム」では、ITやヘルスケア分野の中国スタートアップが、県内企業との協業による販路拡大に向けて、愛知県への進出を調整をしております。今後はむしろ、中国のスタートアップがこちらに進出してくるというのを検討してもらっていると。

 さらに、(エ)「浙江大学との連携プログラム」では、環境分野を専門とする浙江大学のスタートアップが、オープンイノベーションを実施する県内企業との戦略的パートナー提携に向けて協議を行っております。

 今年度の事業については、8ページの「4 2023年度事業」を御覧をいただきたいと思います。

 今年度も、(1)中国市場の最新情報を共有する「中国展開支援セミナー」を皮切りに、(2)「Tusホールディングスとの連携プログラム」として、「県内スタートアップ支援プログラム」と、県内企業を対象とした中国スタートアップとの「マッチングプログラム」を実施をすることといたしております。もうこれは、もう相当枠組みができておりますので、どんどん毎年進めていきたいと思っております。向こうも、非常に積極的ということでございます。

 特に今年度は、新型コロナウイルスによる中国への渡航制限が解除されましたので、「県内スタートアップ支援プログラム」におけるピッチイベントを中国で開催をし、具体的な商談件数を更に増やしていくことを考えております。

 また、(3)「上海交通大学との連携プログラム」では、愛知県と上海交通大学の交流セミナーを、愛知県と上海の両地域で開催することを予定しております。

 (4)「浙江大学との連携プログラム」では、新たに「学生交流・創業支援プログラム」を実施します。愛知県内の学生20名と浙江大学の学生との交流を行いながら、アイディアソンを実施をいたします。優勝チームには、中国現地で開催されるスタートアップ・イベントに登壇をいただいて、ビジネスアイディアを披露していただく予定となっております。

 (5)2024年3月に愛知県国際展示場で開催される「SMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE」への中国スタートアップ3社の出展を、これは私どもが選んで支援をしたいというふうに思っております。

 記者発表資料の10ページ、11ページには、連携機関の概要を記載しております。参考2に記載した清華大学とは、連携プログラムに加えまして、スタートアップ支援の人材育成を図るため、これも既に発表、御報告をいたしておりますが、県の職員をですね、2021年度の1年間に1名、2022年の10月から23年の10月まで、今ですね、現在1年間、1名・1名、2名ですね、Tusホールディングスの支社及びグループ会社に派遣をさせていただきました。

 そうした研修をしていただいたということでございまして、最初の1人目は蘇州(そしゅう)。Tusホールディングスが中国全土で11か、サイエンスパークを持っていてね、要は全土に網を巡らせてあるわけですね、やっぱり天下の清華大学なので。深圳(しんせん)も基本、清華大学の大学院があって、そこにTusホールディングスのサイエンスパークがあって、深圳の主要な部分は押さえていると。深圳の市長も書記も、広東(かんとん)省の省長も書記も、清華大学のOBがほとんどでありますのでね。経済の中心なので、そういうことなのでしょうけれども。

 最初は、1人目は蘇州。蘇州はね、上海の隣ですが、江蘇(こうそ)省でも南京(なんきん)が省都ですけれども、スタートアップと産業はもう蘇州なのでですね、そこに1人送っていただいて、今は青島(ちんたお)に受け入れていただいております。ありがたいことですね。非常にいい経験になるんだろうと思います。ということでございます。

 引き続き、こうした中国の支援機関・大学との先進的なノウハウやネットワークを活用し、スタートアップ支援やグローバルに活躍する起業家の育成に取り組むこととし、愛知独自のスタートアップ・エコシステムを推進していきたいというふうに考えております。

 資料の11ページのね、下に、浙江大学についてのところにぴっと書いてありますが、概要で、「九校連盟」って書いてありますでしょう。これは、2009年10月に発足した、中国の高等教育を発展させることを目的とした、中国政府が、北京政府が決めた9校、「C9(チャイナ・ナイン)」だね、レベルの高い大学を連携したという、集めたということで、北京大学、清華大学、復旦(ふくたん)大学、上海交通大学、そして浙江大学など、だからこの三つは全部入っているということで、非常にレベルが高いということだと思っておりまして、明らかに我々の方が学ぶことが多いというのが今の状況だということは、申し上げたいというふうに思っております。

 ということで、また今年も、中国とのスタートアップの連携協定はしっかりと進めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 私からは以上です。

(6)ウィンブルドン選手権2023男子車いすテニスシングルスで優勝、ダブルスで準優勝した小田凱人選手について

 もう既にですね、コメントは発表させていただいておりますが、おととい16日、日曜日の夜ですね、ウィンブルドン選手権ですね、2023男子車いすテニスシングルスで優勝した小田凱人(おだ ときと)選手でございます。もう既に、私のコメントは申し上げました。

 前日はですね、ダブルスでは準優勝、そしてシングルスでは見事に優勝で、全仏に続く四大大会の連覇ということで、すばらしいことであります。17歳ですからね、17歳で世界で最も権威のあるウィンブルドン選手権での優勝ということでありますので、すばらしい、歴史に名を刻むですね、すばらしい勝利だと思います。次は全米オープンでありますので、是非ね、頑張ってね、四大大会、どんどん制覇をしていただきたいというふうに思っております。

(7)新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルス感染症について - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 そしてもう一つ、コロナ関連でございますが。また木曜日に発表させていただきますが、先週はですね、資料を提供させていただきました。1週間前に比べまして、更にまた1.25倍ということで増えております。1日当たりに換算いたしますと、大体2,800人ぐらいですね、7日間平均で。4月の第1週の一番少なかったときが、1日当たり330人ということでありましたから、実に8倍かな。8倍を超えているということでありますので、大変厳しい状況だと。

 ただ、入院状況はですね、病床使用率は32.5パーセントということでございまして、それもほとんど軽い方が多いということなので、今すぐ医療が逼迫するという状況ではありませんが、やはり注視はしていきたいというふうに思っております。

 ちなみに、その1週間前、全国で10番目という状況でございますので、警戒をしていかなきゃならんということですが、お隣の三重県が7位で、岐阜県が13位ですから、東海3県はちょっと多いなという感じがありますので、やっぱり警戒をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(8)2022年度に高病原性鳥インフルエンザで殺処分した鶏等の処理に関する報道について

 それからですね、新聞報道等々で、昨日ありましたが。新聞報道等で鳥インフルエンザのですね、いわゆる埋却処分について、今年というか、この秋冬はですね、過去最多の鳥インフルエンザが発生したので、各地区、大変苦労したということで、私ども愛知県でも、12年ぶりにね、2例発生をしたのは記憶に新しいところでございますが。この新聞社さんが各県にアンケートを取ってということで、こういう記事にされたということでございますが、私どもは、このトラブルがあったという12道県には入っておりません。

 二つの事例でありますが、1例目ですね、採卵鶏約33万羽につきましては、当初の計画どおり、養鶏場に隣接する自己所有地、畑に埋却をしたということでございます。そして、2例目ですね、アイガモの2,000羽については、小規模であったということから、豊橋市の協力により、市の焼却施設で全て処理をしたと、埋却ではなくて焼却処分したということでございましたので、今回のケースには当たらないということを御報告をさせていただきたいというふうに思っております。ということでございます。

(9)自治体による犯罪被害者等支援に関する報道について

 それからですね、今日また、一部新聞でありました報道で、犯罪被害者支援が少しずつ進んでいるという報道がありましたが。私どもはですね、これ、実際に全国で一番進んでいる。予算的にも、また条例も、県の条例をですね、愛知県安全なまちづくり条例の中にですね、中に項目はあったんですが、更に一層強化を図るために、2022年4月にですね、犯罪被害者支援に特化した愛知県犯罪被害者等支援条例を2022年4月にですね、施行をいたしております。施行をいたしておりますので、そのことは申し上げたい。

 それからですね、助成金ということで、犯罪被害者等見舞金も制度化しておりますし、犯罪被害遺児支援金も制度化しておりますし、犯罪被害者等再提訴費用助成金、いわゆる裁判、最初にやったけどもう一回裁判するということについての支援金というのも、全国に先駆けて予算化をしております。

 それから、犯罪被害者等法律相談費用助成金、それから犯罪被害者等転居費用助成金というこの二つは、今年度から実施をするということでやっておりますので。その他相談窓口を設置をしたり、ハンドブックやホームページを作ったりということで、しっかりと進めさせていただいており、条例も作り、予算もやっているということで、このことは御報告をしておきたいと思っております。

 この記事はあれだな、市町村にアンケートを取ったんだな、これな。ということでございます。

 ということで、私からは以上です。