流域全体が低平地の日光川流域では、流出域を定義せず、流域全体を氾濫原として捉え、全域に氾濫原モデルを適用します。 |
新川流域は、日光川流域と境川流域の中間に位置し、山地〜扇状地〜低平地へとなだらかに連なり、氾濫水深の増大とともに氾濫原が徐々に拡大していきます。
従って、流出域と氾濫原の境界を固定することができないので、流出域モデルと氾濫原モデルの2層のモデルを作成し、浸水深に応じて上流側移動する境界で接合しています。 |
流域に台地構造を持ち、明確に流出域と氾濫原を分離できる境川流域では、流出域モデルと氾濫原モデルを二つの領域の境界で接合しています。 |