![]() |
![]() |
![]() |
![]() 水防や避難など具体的な対策を考えるためには、「どの程度の降雨があると、どのような浸水被害が発生する可能性があるのか?」「どのような過程で浸水被害が広がっていくのか?」を事前に想定しておくことが必要となります。 実際の流域は、面排水施設と河川、内水と外水が組み合わさったシステムで、雨水の流出が排水能力を越えると氾濫が始まり、拡散・貯留して浸水被害が発生します。 検討会では、判り易い浸水情報を提供するために、内水と外水が複合して発生する浸水被害をシナリオ別に解析することにしました。 具体的には、降雨の規模をそれぞれモデルに入力して、内水氾濫の発生〜排水調整による内水氾濫の拡大〜破堤による大規模氾濫など、シナリオに応じた浸水被害の過程を動くマップで再現します。 また、同等の降雨規模でも、堤防が破堤してしまった場合と、水防活動等や排水調整によって破堤を回避できた場合では生じる浸水被害は大きく異なるため、主要なシナリオの他に、より危険なシナリオを想定することにしました。 外力に用いる降雨波形は、過去に計測した降雨データから求めた4段階の確率雨量(10年〜30年〜50年〜100年に1度)に、本県で発生した既往最大降雨(東海豪雨最強雨域)の5つの降雨を設定しました。 |
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地点降雨のモデル波形と東海豪雨の実績降雨波形 (名古屋地方気象台) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]()
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |