国家戦略特区は、産業の国際競争力の強化及び国際的な経済活動の拠点の形成を促進する観点から規制改革を総合的かつ集中的に推進する取組であり、いわゆる「岩盤規制」の突破口となることが目指されています。愛知県は、教育や農業分野での岩盤規制改革を断行する「産業の担い手育成のための教育・雇用・農業等の総合改革拠点」として、2015年8月、国家戦略特別区域に指定されました。
自動車・航空宇宙等の国内最大のモノづくりの集積地として、教育・雇用分野における規制改革を通じた産業人材の育成や次世代技術の実証を通じ、成長産業・先端技術の中枢拠点を形成する。
併せて、農業分野においても農地の流動化、耕作放棄地の解消等を図ることにより、第一次産業も含めた総合的な規制・制度改革を実現する。
2015年8月 | 政令により、愛知県を国家戦略特別区域に指定 愛知県を対象とする「国家戦略特別区域及び区域方針」が内閣総理大臣決定 |
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2015年9月 | 第1回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 公社管理道路運営事業の特例(有料道路コンセッション)を始め6つの特例措置を盛り込んだ区域計画を作成 |
2015年11月 | 第2回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 公立学校運営の民間開放に係る学校教育法等の特例(愛知総合工科高等学校専攻科の公設民営化)を始め、3つの特例措置を区域計画に追加 |
2016年3月 | 第3回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 特定実験試験局制度に関する特例等を区域計画に追加 |
2017年1月 | 第4回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 創業人材の受入れに係る出入国管理及び難民認定法の特例を始め2つの特例措置等を区域計画に追加・変更 |
2017年5月 | 第5回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 国家戦略特区に指定された10区域に対して評価を実施 |
2017年9月 | 第6回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 自動走行実証ワンストップセンターの設置を始め2つの特例措置等を区域計画に追加・変更 |
2018年3月 | 第7回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 外国人農業支援人材の受入れに係る出入国管理及び難民認定法の特例を始め2つの特例措置等を区域計画に追加 |
2018年5月 | 第8回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 テレビ電話を活用した薬剤師による服薬指導の対面原則の特例を区域計画に追加 |
2018年12月 | 第9回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 道路運送法の特例(過疎地等での自家用自動車の活用拡大)を区域計画に追加 |
2019年5月 | 第10回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 保安林の指定の解除手続期間の短縮を区域計画に追加 |
2020年2月 | 第11回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 愛知県行政支援窓口の設置を始め2つの援助措置を区域計画に追加 |
2020年5月 | 第12回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 国家戦略特区に指定された10区域に対して評価を実施 |
2020年9月 | 第13回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 日本語教育機関卒業後の就職活動期間の延長を区域計画に追加 |
2021年6月 | 第14回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 国家戦略特区に指定された10区域に対して評価を実施 |
2022年2月 | 第15回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 創業外国人材の事業所確保要件の緩和及び高度人材ポイント制の特別加算を区域計画に追加 |
2022年5月 | 第16回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 国家戦略特区に指定された10区域に対して評価を実施 |
2023年3月 | 第17回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 課税の特例措置(国家戦略特区エンジェル税制)を区域計画に追加 |
2023年6月 | 第18回 愛知県国家戦略特別区域会議 開催 国家戦略特区に指定された10区域に対して評価を実施 工場立地法等で定める緑地面積率の基準の緩和を区域計画に追加 |