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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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豚の系統造成における繁殖形質の改良と遺伝的評価

田島茂行・栗田隆之・安藤康紀・平山鉄夫
摘要:多形質アニマルモデルのBLUP法を用いて、産子数と離乳時一腹総体重を改良目標とした大ヨークシャー種の系統造成を1996年から実施し、2003年6月時点までの改良効果を評価した。またLWを評価する際に、産子検定で用いられている哺乳開始頭数に基づいたデータの補正を行っているが、その効果についても検討した。
 その結果、産子数の推定育種価は第1世代(G1)の0.18頭から第5世代(G5)の0.64頭と、世代とともに上昇した。離乳時一腹総体重についても、G1の0.47 kgからG5の1.33 kgに世代とともに上昇し、選抜による改良の効果が得られた。離乳時一腹総体重について補正を行った場合の遺伝率と産子数との遺伝相関が、それぞれ0.18と0.40であるのに対し、補正を行わない場合はそれぞれ0.05と0.83となった。また補正を行った場合、離乳時一腹総体重に対する世代と哺乳頭数の効果は、分散分析の結果どちらも有意(P<0.01)で哺乳頭数が11頭以上の離乳時一腹総体重は有意に高値を示し、10頭以下の哺乳頭数間に有意差はなかった。このことから、哺乳頭数が11頭以上のデータ補正についても検討する必要があるものと考えられた。

キーワード:豚、系統造成、産子数、離乳時一腹総体重、BLUP法
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