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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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名古屋種における羽性遺伝子と経済形質との関連

中村明弘・野田賢治・宮川博充・水野_一郎
摘要:本試験は、PCR法での遺伝子解析によって速羽性と遅羽性に羽性判定した名古屋種の経済形質を比較し、羽性遺伝子と経済形質との関連性について検討した。得られた結果は、以下に示したとおりである。
1 育成率(0〜150日齢)と生存率(151〜450日齢)は、PCR法によって速羽性遺伝子の保有が確認された名古屋種(以下、速羽性NG)と遅羽遺伝子の保有が確認された名古屋種(以下、遅羽性NG)との間で差がみられなかった。
2 体重は、育成期(1〜18週齢)を通して、速羽性NGの方が遅羽性NGに比べ、有意に大きかった(P<0.01)。
3 産卵の開始は、速羽性NGの方が遅羽性NGよりも早く、産卵持続性も優れる傾向にあった。
4 卵重は、産卵初期において速羽性NGの方が遅羽性NGより重い傾向にあった。
5 卵殻厚、卵殻破壊強度、卵殻色は、羽性遺伝子との関連性が見いだされなかった。
 以上のことから、速羽性遺伝子は、名古屋種の成長や産卵性に有利に影響することが明らかになった。

キーワード:名古屋種、経済形質、羽性遺伝子、速羽性、遅羽性
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