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愛知県農業総合試験場

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ブルームレスキャベツ品種の生育,収穫物および葉面特性

大川浩司・菅原眞治・大竹良知

園芸学研究 2(4):311-314(2003)
摘要: ブルームレスキャベツ品種‘優緑’の生育、収穫物特性、および葉面の可視特性、物理的性質、微細構造をブルームを生じる一般的な品種‘錦秋’と比較検討した。
 走査型電子顕微鏡で観察した結球葉面は、‘錦秋’が層状の結晶状物質で覆われていたのに対し、‘優緑’は非常に滑らかで結晶状物質はほとんど見られなかった。外葉および結球表面葉の葉色は、‘優緑’が‘錦秋’と比べてL*値(明度)とa*値(色相)が小さく、b*値(彩度)が大きかった。結球葉の葉色には、差異はみられなかった。外葉、結球葉の光沢度(GS75°)は、表裏とも‘優緑’が‘錦秋’と比べて高かった。水滴滴下による外葉、結球葉の接触角θは、‘優緑’が91〜104°と‘錦秋’が130°前後であるのに比べて小さかった。なお、‘優緑’の結球重は‘錦秋’と比べてやや軽かったが、その他の生育、収穫物特性、病害虫の発生に大きな差異はなかった。‘優緑’のこの葉面特性は、色と光沢による差別化が図れ、農薬散布量低減の可能性のある有利な形質と考えられる。

キーワード:ブルームレス、キャベツ、特性、葉面
PDFファイル未掲載


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