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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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即時制御灌水システムを導入した隔離床栽培トマトの
養液土耕栽培マニュアル

山田良三・川嶋和子・今川正弘
摘要:トマトの養液土耕栽培において、トマトの水分生理に適応した即時灌水制御と窒素の日施用量調節方式を組み合わせた養液土耕栽培マニュアルを作成した。
 灌水方法は圧力変換器付きpFセンサと灌水制御器を組み合わせて、生育ステージ毎の適正なpF(土壌水分)で灌水を行うシステムである。土中に埋設したpFセンサと灌水制御器が土壌水分を常時モニタリングし、土壌水分が設定値以上になった時、即時に灌水する。灌水制御は促成トマト栽培では定植後2週間程度はpF1.6、第2果房開花期から摘心まで2.2、摘心後はpF2.2〜2.4に設定し、株当たり1回の灌水量を100〜200mlとする。半促成栽培では、着果負担と高温が重なる時期にpF設定を2.0に下げて尻腐れ果の発生を防ぐ。
 日窒素施用量は、定植後は10〜30mg/株/日程度であるが、第3花房〜第4花房開花時(第1〜2果房が肥大期に入る)になると着果負担がしだいに大きくなるため、100〜150mg/株/日程度まで増加させ、葉柄汁液中の硝酸イオン濃度が急激に低下しないようにする。摘心時期(第1〜2花房収穫期)以降は、1日当たり窒素施用量を段階的に50mg程度まで少なくし、5段果房収穫以降は0mgとする。

キーワード:トマト、即時灌水制御、日窒素施用、養液土耕栽培、栄養診断、栽培マニュアル、隔離床
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