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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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遺伝子診断による文鳥の性判別技術

市川あゆみ・市村卓也・中村明弘・野田賢治・加藤泰之
摘要:遺伝子診断による性判別法の文鳥への利用を目的として、鶏及び他の鳥類において性判別の報告があるプライマー、鶏W染色体特異的繰返し配列Xho領域を標的とする2種類と、鳥類の性染色体上に存在するCHD(chromo-helicase-DNA binding protein)遺伝子を標的とする5種類について検討した。その結果、文鳥ではXhoに関してはDNAが増幅されず判別不可能であったが、CHDに関しては、複数のプライマーでDNAの増幅が認められた。そのうち3本のプライマーを用いた方法(Ellegren 1996)で性特異的なバンドが検出され、性判別が可能であった。この方法はスズメ目のシロエリヒタキ(collared flycatcher) のCHD-Wの配列を基に設計されたプライマーを用いたものである。
 また、材料とするDNAの安全で簡便な採取方法を検討したところ、爪から採取した少量の血液から判別に必要なDNAを抽出することができ、4週齢以降の個体での性判別が可能となった。

キーワード:文鳥、性判別、遺伝子、染色体、CHD遺伝子
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