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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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全量基肥肥料による「コシヒカリ」の白未熟粒発生抑制

杉浦和彦・井上勝弘・野々山利博・林 元樹
摘要:近年、愛知県のコシヒカリ栽培では、背白粒、基部未熟粒などの白未熟粒が多発し、外観品質の低下が問題となっている。白未熟粒の発生要因は登熟期の高温のほか、登熟期以降における体内窒素含有率の低下が指摘され、追肥による軽減策が試みられている。しかし、本県で広く普及している全量基肥栽培では追肥の導入は困難であるため、登熟期の肥効を高めた配合肥料を試作し、白未熟粒の発生軽減効果を検討した。現在流通している肥料(速効性肥料:リニア型40日タイプ被覆尿素肥料:シグモイド型 80日タイプ被覆尿素肥料=2:3:5)に比べ、生育後期に窒素肥効を高めた肥料(速効性肥料:リニア型40日タイプ被覆尿素肥料:シグモイド型100日タイプ被覆尿素肥料=1:1:8)を施用することにより、白未熟粒の発生を軽減することができた。ただし、生育後期の窒素溶出量が増加するため、玄米タンパク質含量は高くなる傾向が認められることから、過剰な施肥は避ける必要がある。

キーワード:コシヒカリ、高温登熟障害、白未熟粒、全量基肥施肥、葉色
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