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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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造成後黄色土水田におけるかんがい水の
硝酸イオン濃度の違いが
亜酸化窒素とメタン放出に及ぼす影響

糟谷真宏
摘要:前年に造成した黄色土の実験田に、硝酸イオン濃度の高い汚染した地下水を模した人工汚染水をかんがいし、土壌浸透過程における硝酸イオンの消失と、亜酸化窒素およびメタンの放出量を調査した。造成2年目で肥沃度が低く減水深が40 mm d-1と大きい本実験田では、平均硝酸イオン濃度16 mg N L-1の流入に対して、土壌浸透過程における硝酸イオンの除去は、湛水開始後20日間は、ほぼ完全であった。亜酸化窒素とメタンの放出フラックスにはトレードオフの関係が認められ、硝酸イオンの導入により、亜酸化窒素の放出量は増加したが、逆にメタンの放出量は著しく抑制され、両者を合わせた温室効果は硝酸イオン濃度が低濃度の通常のかんがい水を導入した場合の40%程度に抑制された。

キーワード:水田、硝酸イオン、脱窒、亜酸化窒素、メタン
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