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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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ビタミンA制限給与が交雑種雌牛と去勢牛の
血中ビタミンA濃度及び産肉性に与える影響

清健太郎・長渕政広・森下 忠・大橋秀一
摘要:肉質向上を目的としたビタミンAコントロール技術は、和牛生産現場において普及している。しかし、交雑種牛のための技術は未確立である。そこで、交雑種雌牛と去勢牛の、飼料中ビタミンA制限時における血中ビタミンA濃度の違い、及び飼料摂取量や肉質への影響の違いを検討するための肥育試験を行った。
  1. 飼料中のビタミンA給与を停止した後、5か月間に血中ビタミンA濃度の急激な減少が見られた。減少の程度は、雌牛より去勢牛の方が顕著であった。
  2. 血中ビタミンA濃度の減少に伴い、濃厚飼料摂取量が減少した。減少は、血中ビタミンA濃度が30IU/dlを下回ってから顕著に見られた。雌牛より去勢牛の方が減少率に大きい傾向が見られた。
  3. 枝肉成績では、雌牛の方がロース芯面積、バラの厚さ、脂肪交雑に優れる傾向が見られた。
 以上の結果から、交雑種牛でビタミンAコントロールをする場合、去勢牛は雌牛に比べるとビタミンA欠乏症状を呈しやすいことを考慮し、雌牛と去勢牛で異なる手法を用いる必要性が示唆された。

キーワード:交雑種、血中ビタミンA、肥育
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