農業は、食料の生産だけでなく、県土の保全、水源のかん養、自然環境の保全や美しい景観の形成など様々な多面的役割を果たしています。これらの多面的な機能は、農業が環境と調和する形で適切に営まれてこそ発揮されるものです。
愛知県では、環境と安全に配慮した農業を推進するために、化学肥料や化学合成農薬の低減、資源循環の推進などに取り組んでいます。
また、食品関連産業における未利用食品の有効活用など、生産・流通する側も環境への配慮を徹底するとともに、それらの取組について社会的な理解が進むように努めていきます。
食の生産・加工・流通過程においても、食品廃棄物の再利用やエネルギー使用の削減など、環境に配慮した取組が進められています。
●フードバンク活動
個人や企業から寄付された食品を、福祉団体や市町村の福祉担当部署、生活支援を必要とする個人などに無償で譲渡する「フードバンク」と呼ばれる活動があります。
まだ十分に食べられる食品について有効に活用されることにより、食品ロスの削減につながるとともに、食品の支援を必要としている人々へつなぐ架け橋としての活躍が期待されています。
フードバンク活動の流れ(出典:農林水産省)
全国のフードバンク団体の紹介や、フードバンクに関する調査報告書等を掲載しています。
環境と安全に配慮した農業の取組に関する情報を掲載しています。