皆さんは普段、食べ残しを減らしたり、食品を捨てない工夫をしていますか。
食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」は、2016年度には年間約643万トンと推計され、前年度より3万トン減少しました。このうち、事業系食品ロスは352万トン、家庭系食品ロスは291万トンとなっています(参考:農林水産省「2016年度推計 食品廃棄物等の発生量」)。
国は、2019年10月1日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」を施行しました。法律の施行に伴い、事業者による食品廃棄を減らすための取組も少しずつ広がっています。
愛知県では、「あいち食育いきいきプラン2020」において、「無駄や廃棄の少ない食事づくりを積極的に行っている人の割合」を41.8%(2015年)から目標年である2020年には50%以上になることを目標に掲げています。
また、2017年度には「あいちエコ食スタイル 今日から始める20tips」という冊子を発行しました。この冊子は、「環境に優しい食生活」の実戦に向けたコツを紹介しています。野菜の切り方や調理方法によって、無駄や廃棄を減らし、環境に優しい食生活を実践することができます。
私達一人ひとりが「もったいない」の意識を持ち、食を通じて環境に優しい暮らしを築きましょう。
※「あいちエコ食スタイル 今日から始める20tips」は こちら