愛知県内では、「あいち食育いきいきプラン2025」に基づき、様々な関係者が連携して、各地域で食育の取組が展開されています。
県は毎年、これらの取組事例をまとめた「あいち食育いきいきレポート」を作成しており、今年度は、報告のあった256の取組のうち、55事例を掲載しました。
今回はその中から、碧南市が行った「地元特産の『赤シソ』を使った食育授業の開催」という取組をご紹介します。
この食育授業は、児童の地元農産物への理解を深めるために行われた取組で、栄養教諭が赤シソの生産者に取材して動画制作したことをきっかけに、栄養教諭と生産者とのつながりができ、開催に至りました。
講師には、生産者と日本料理店の店主の方にご協力をいただき、赤シソの収穫方法や出荷の過程などについて動画で説明され、赤シソジュースやゼリーの作り方の実演、試食が行われました。
身近にある赤シソが地元の特産であることや、赤シソの美味しさを児童に実感してもらえたそうで、赤シソの家庭での活用の広まりを期待し、今後も同様の食育活動に取り組んでいくとのことです。
「あいち食育いきいきレポート2024」では、「地域食育推進ボランティア研修交流会」など、特集記事も掲載していますので、是非ご覧ください。
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