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2023年2月13日(月曜日)午前10時

ページID:202302013 掲載日:2023年2月27日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 皆様、おはようございます。2月13日月曜日午前10時のですね、定例会見を始めさせていただきます。

 それでは、まずですね、お手元のですね、資料に基づきまして、今日は2点の報告で。3点目はちょっと、マスクの扱いということでございますが、まずこちらから申し上げたいと思います。

 お手元に資料がございます。御覧いただければと思います。

(1)卒業式におけるマスクの取扱いに関する基本的な考え方について

 卒業式におけるマスクの取扱いに関する基本的な考え方についてです。

 卒業式でのマスクの取扱いにつきましては、文部科学省からの通知が、先週10日金曜日の夕刻といいますか、これは6時半、午後6時半にメール等で来たということでございます。

 そして、この国からの通知を受けて、お手元の資料のとおり、同日、教育委員会から県内の学校等へ通知を発出をいたしました。

 やはり日をまたぐわけにはいきませんのでね。なので、金曜日の午後の会見でも申し上げておりましたが、あらかじめ夜になるよと。なので、週明けにすぐ対応できるようにしておいてくれればいいということでございますが、通知としてはこの10日付けでね、速やかに出させていただいたということでございます。あらかじめ準備しておりましたのでね。ということです。

 そして、通知文の中ほどの「記」以下に列記してありますが、国の通知文の内容を整理してまとめたものであります。ということで、こちらも御覧をいただきながらお聞きいただきたいと思いますが。

 既に御承知のことと思いますが、児童生徒及び教職員についてはマスクを外すことを基本といたします。

 ただし、校歌などを歌うときは、マスクを着用します。

 効果的な換気や咳エチケットの推奨など、必要な感染症対策を講じます。

 保護者の方にはマスクの着用をお願いをいたします。また、座席については、触れ合わない程度の距離を確保できれば、感染対策上の制限は不要。要は、人数制限は不要だということであります。

 体調が良くない場合は、無理をせず、参加を控えるよう徹底いたします。

 様々な事情を抱えている児童生徒もおりますので、学校や教職員がマスクの着脱を強いることがないようにいたします。また、子供たちの間でもマスクの着用の有無による差別や偏見がないように適切に指導を行います。

 卒業式の実施方法については、変更点を含め、学校から児童生徒や保護者に対して、丁寧な説明や情報発信を行います。

 以上のような基本方針を踏まえまして、地域や学校の実情に応じて、卒業式が適切に実施されるよう、県から通知をしたということであります。

 この春卒業する、特に中学校3年生と高校3年生は、3年間を通して、食事や運動をするときなどを除いて、互いに顔をなかなか見られることなく過ごしている方が多いと思いますので、卒業式には、全ての卒業生が、とびきりの笑顔で参加できることを願っているということでございます。

 というのが、通知を出させていただいた公立、県立、それから私学、それにこうした国からの通知を付けて、ということで通知を発出をさせていただいておりますので。そういう形で出させていただきましたので、改めて申し上げさせていただくということでございます。

 なおですね、急いだということはですね、一つは、やはり公立学校で、県立高校が3月1日が多いと思います。昔からそうだな。自分のときもそうだったけども。3月1日から4日までの間に、県立、名古屋市立など高校の卒業式が行われ、中学が3月7日、小学校は3月20日ということでございまして、そう日もないといいますかね、非常に短いということでもあります。

 それから私学はですね、早いところでは2月17日の金曜日、今週の金曜日に実施する学校が何校かあるということでありましたので、できるだけ早く通知をさせていただくということにしたということでございます。

 できるだけ丁寧にですね、関係者に説明をと。保護者等については、そうした、これまで人数制限というところがあったようでございますが、ちょっとなかなかショートノーティスなので、いろいろあるかと思いますが、やはりそこは丁寧に御説明をね、していただけるようにお願いをしたいということで、緩和をするということにさせていただいたということでございますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。

(2)新型コロナウイルス感染症について

https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/)

 なお、愛知県の直近の10万人当たりの感染者数は(全国で)31番目ということになっております。

 今日午後に申し上げますが、病床使用率も大体40パーセントぐらいということで、大分緩和してきておりますし、(過去)7日間での1日当たり平均は2,000人を切っておりますのでね。そういう意味では収束が見えてきているということなので、そういうことでよろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。

(3)あいちエコアクション・ポイントの発行開始について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/eap-jisshi.html

 続きましてですね、今日の発表事項2点でございます。

 まず一つはですね、あいちエコアクション・ポイントの発行開始でございます。

 あいちエコアクション・ポイントの発行開始ということでございまして、この愛知県では、省エネルギーや省資源につながる環境配慮行動「エコアクション」に対して、愛知県独自のポイントを新たに発行することにより、県民の皆様に脱炭素・循環型ライフスタイルへの転換や行動変容を促すため、2月15日の水曜日午前10時から「あいちエコアクション・ポイント」事業を開始をいたします。

 ポイント付与の対象となるエコアクションは、省エネ家電や衣類、食品、家庭用品、文房具で環境ラベルがついた商品など、環境に配慮された商品を購入するグリーン購入、プラスチック製スプーンやフォークなどのカトラリー類の辞退、使用済みクリーニングハンガーの返却、飲食店での食べ残しゼロ、フードバンク等への寄附の五つであります。

 ポイントは、県内の家電販売店、ドラッグストア、コンビニエンスストア、クリーニング店、飲食店など本事業のWebサイトに掲載されている約4,000店舗で獲得できます。

 ポイントの獲得方法は、本事業のWebサイトにメールアドレスなど必要事項を登録して、アカウントを作成していただきます。その後、店舗等において対象のエコアクションを実践し、店舗等に設置する二次元コードをスマートフォンで読み取ることでポイントを集められます。

 300ポイントを集めていただくごとに、QUO(クオ)カードが当たる抽選に1回応募できます。抽選は毎月行い、応募の締切りは毎月15日であります。第1回目の締切りは3月15日の水曜日となります。

 また、ポイント発行開始日の2月15日から3月15日までをキックオフキャンペーンとし、この期間中に登録していただきますと150ポイントをプレゼントいたします。さらに、期間中は、エコアクション1回につき、獲得できるポイントが2倍となります。賞品についても、QUOカードに加え、協賛品の商品券などを御用意し、充実をいたします。

 今後も、夏と冬に取組強化キャンペーンを設け、賞品を充実させる予定としております。

 参加は無料でありますので、是非御参加をいただきたいというふうに思っております。

 この事業はですね、環境省が実施する「食とくらしの『グリーンライフ・ポイント』推進事業」に応募し、採択をされたものということでございまして。環境省のこの事業は、脱炭素・循環型ライフスタイルへの転換を促す環境配慮製品・サービスの選択といった環境配慮行動に対してポイントを発行する制度を導入する企業・自治体に、予算で支援するというものでございます。

 ということで、私どもとしては、この「グリーン購入」というのを選んで、国の事業に手を挙げたところ、採択をされたので、この時期、ちょうど年度の終わりという感じになりますけれども、そういう形で進めるということでございます。

 ということでね、ここにありますね。グリーン購入。家電・衣類・食品・家庭用品・文房具等のグリーン購入。二つ目はプラスチック製カトラリー類の辞退。それから使用済みクリーニングハンガーの返却、飲食店の食べ残しゼロ、フードバンク等への寄附ということでございまして。これをですね、ここにありますように、まずですね、専用サイトでアカウントを作成をしていただき、そしてエコアクションを実施をしていただいて、そしてですね、QRコードをスマホ(スマートフォン)で読み取ってポイントをゲットして、そして抽選に応募していただくという、こういう手順でございますので、基本、そう手間ではないかなというふうに思いますので、是非ですね、こういう形で御参加いただけたら有り難いなということでございまして。

 こちらがちらしでございます。ホームページで出ておりますので、また御覧をいただければというふうに思っております。

 ということでございまして、4ページが賞品ですね。QUOカード1万円分から2,000円分、クリーニング利用券、スギ薬局商品券、ルブラ王山ギフトクーポンなど、ということでございますね。ということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 他にもこういう事業をやっている、環境省の「食とくらしの『グリーンライフ・ポイント』推進事業」をやっているところが、富山県、堺市、北九州市、石川県といったところがやっているということでございます。同じようにね、取り組んでいければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 これも、POP(ポップ)、これもそうだな。これはどこか、お店に置いてもらうのか。(ということ)だね。ということで置いてありますので、よろしくお願いをいたします。

(4)「中部・北陸いいものフェア」の内容の決定について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/iimonofair0213.html

 続きまして、最後の今日の発表ですが、「中部・北陸いいものフェア」の内容の決定についてです。

 愛知県では、2022年11月1日のジブリパーク開園に合わせて開催をした「あいち市町村フェア」に引き続き、愛・地球博記念公園「モリコロパーク」で中部・北陸9県1市による観光物産イベント「中部・北陸いいものフェア」を開催いたします。

 概要については、12月27日火曜日に発表させていただきましたが、この度、イベントの内容が決定いたしましたので、お知らせします。

 「中部・北陸いいものフェア」は、その名称のとおり、中部・北陸9県1市の「いいもの」を愛・地球博記念公園「モリコロパーク」の大芝生広場で楽しんでいただく観光物産イベントです。

 各県市のPRブースでは、お勧めの観光スポットのほか、特産品や文化の紹介など、中部・北陸地域の旬な観光情報を発信します。

 その他、お子さんに楽しんでいただける化石発掘体験や、競技かるたを題材とした漫画「ちはやふる」の聖地、福井県あわら市にちなんだ袴(はかま)着付け体験、愛知の花を使ったフラワーアレンジ体験なども実施をいたします。

 フェアでは、海の幸から山の幸、そして伝統工芸品まで、様々な「いいもの」を取りそろえ、ジブリパークにいらした全国各地からのお客様、そして日頃からモリコロパークを御利用いただいているお客様をお迎えをしたいと思っております。

 資料2ページ目を御覧をいただきたいと思います。資料1ページが、今私が申し上げた内容ですね。

 2ページが、その各週のプログラムの内容でございまして、第1週が3月4日・5日の土日で、長野、岐阜、静岡、滋賀、愛知ということでございます。3月4日・5日は、信濃地鶏の炙(あぶ)り焼きのほか、飛騨牛コロッケや串焼きなど、ということでございます。それから、第2週が3月25日・26日、春休みで、多分、桜の季節で大変いい季節ですね。富山、石川、福井、名古屋、愛知ということでございまして、そこで石川県でしか加工できない奇跡の発酵食といわれる「ふぐの子」、希少な水ガニを使った「かに汁」といったものが出てくると。第3週は、4月15日・16日、三重県、愛知県ということで、大分これも春らんまんということですかね。ということでございますが、伊勢志摩の蒸し牡蠣(かき)など、各県の特色ある特産品の出展が予定をされているということでございます。

 また、ステージでは、3月4日・5日は、滋賀県の「信長隊安土衆」のステージ、瀬戸子供太鼓こまいぬ座、東郷町の諸輪囃子太鼓(もろわはやしだいこ)。3月25日・26日は、石川県、福井県の御当地キャラクターによるクイズやじゃんけん大会を交えた楽しい観光PRのほか、高校生による和太鼓演奏、吹奏楽。4月15日・16日は、三重県の明和(めいわ)太鼓の演奏、御当地キャラクターによるクイズショー、一宮(いちのみや)太鼓保存会による和太鼓演奏、高校生による吹奏楽やマーチングなど、多彩な演目が行われます。

 さらに、4月16日には、全米でCDをリリースしている和洋混成バンド「ネオジャパネスク」が愛知県おもてなしステージに登場いたします。

 会場の配置図やステージのタイムスケジュールなどイベント詳細については、今後、「中部・北陸いいものフェア」のWebページやFacebookで公表します。

 うららかな春の一日、「中部・北陸いいものフェア」でプチ旅行気分をお楽しみいただきたいと思います。多くの皆様のお越しをお待ちをいたしております。ということでございます。

 これがちらしですね。ということでございます。「遊んで」、「食べて」、「楽しんで」ということでございますので、「モリコロパークでプチ旅行気分!」ということで。実際にここでね、楽しんでいただいて、またそれぞれの観光地等をお楽しみいただけたら有り難いな、訪問いただけたら有り難いなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 ということで、これは中部9県1市でですね、中部圏知事会議をやっておりますので、そういう意味で御案内をさせていただきましたところ、皆様、御参加いただけるということでございます。一応、ジブリパークがオープンいたしまして、全国からね、お客様も来ておりますので、またコラボしてのPRということで、お声掛けをさせていただいたということでございます。

 各週、毎週ですね、テント、キッチンカー合わせて40ブース程度の出店を目指しまして、にぎわいを創出したいというふうに思っております。ということで、そこそこ、40ブースあれば結構楽しめるんじゃないかと思いますね。天候次第というのはありますけれども、晴れたら、大変多くのお客様に楽しんでいただけたら有り難いなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 ということでございます。私からは以上です。

2 質疑応答

(1)卒業式におけるマスクの取扱いに関する基本的な考え方について

【質問】 マスクの取扱いについての確認ですが、県の出した文書と国の通達とで、何か異なった部分はありますか。

【知事】 変わっていない、一緒でしょ。

【教育委員会事務局学習教育部長】 はい。

【知事】一緒です。

 ですから、国の通知といっても、それは直接、各市町村教育委員会さんには行きますけどね、学校現場まではその通知はそのままは行きませんので。というか(市町村教育委員会にも)行かないんだな。

【教育委員会事務局学習教育部長】 市町村(教育委員会)には行きません。

【知事】 行かない場合、それぞれの判断なので。だから、そういう意味では、改めてね、私どもの方から(通知)させていただいて、特に周知したいということでね。

 特に学校現場は、私が行っても、どうしたらいい、どうしたらいいっていう話が、市長さん、町(村)長さん、それから学校現場の関係の皆様からも聞きますのでね、どうしたらいいとかいうような話を聞きます。

 特に最初、先週、先々週かな、1月末とか2月の頭、2月の頭だね、国会等の答弁とか、あと新聞報道等でも、文科省(文部科学省)の発言が揺れた感じで見られたのでね。学校現場に任せる、どっちでもいいよ、みたいな感じで。そういうふうに実際言われたんでしょうけど、そういう報道がされているので。

 そういう意味では、どうしたらいいっていうのがありましたので、改めてね、これはやはり文書で、文書でお示しした方がいいということでね。基本、同じ内容ですが、文科省から来るより、我々県から来た方がよっぽど彼らですね、市町村、また学校現場の皆様もぴしっと対応していただけると思いますので、そういう意味で出させていただいたということでございます。