本文
2025年3月24日(火曜日)午前10時
1 知事発言
皆さん、こんにちは。
愛知県知事の大村です。
本日はですね、3月24日午後2時ということでちょっと、通常とはちょっと変則ですけれども、今週の定例記者会見を始めさせていただきます。
今週はですね、今日は午前中が、御案内のようにね、2月議会の閉会日といいますかね、本会議でございました。午前中いっぱいかかりました。明日はですね、午前中はですね、9時半から「愛・地球博20祭(にじゅっさい)」のオープニングセレモニーということで、これも11時ぐらいまでかかるんだな、11時近くまでかかりますので。午後はね、私、県立刈谷高校附属中学校の内覧会というのがありましてね、そちらに行きますので、ちょっといけないということと。それで、あとね、水、木、金はですね、水曜日午前中、名古屋港管理組合議会、木曜日が愛知県の名古屋競馬のね、愛知県競馬組合議会で、金曜日の午前中また名古屋港管理組合議会ということで、県議会終わってからもまだいろいろあって、ずっと今週、大体年度末いつもそうなんですけどもありますので、すみません、今日は午後2時ということで、御相談させていただいて、させていただくことにいたしました。ということで、よろしくお願いいたします。
(1)☆愛・地球博20祭☆ 「サステナブル芸術祭」企画第1弾 映像作品の募集について
(【知事会見】☆愛・地球博20祭☆ 「サステナブル芸術祭」企画第1弾 映像作品の募集について - 愛知県)
さて、それではですね、今日、発表事項2点私から申し上げます。
先ほどもちょっと触れました、愛・地球博20祭「サステナブル芸術祭」企画第1弾映像作品の募集です。
愛・地球博20祭では、愛知万博のメインテーマの「自然の叡智(えいち)」について、より多くの方に触れていただくため、愛知県出身の映画監督・演出家の堤幸彦(つつみ ゆきひこ)さんの協力の下に、会期を通じて芸術をテーマに持続可能性について考える「サステナブル芸術祭」を開催をいたします。
この芸術祭は、「地球を楽しむ」をキーワードとして、地球の楽しみ方を映像で表現した作品を募集・公開する「地球を楽しむ映像祭」、それから、著名なクリエイターを講師として、「地球」をテーマとしたアート作品の制作に挑戦するオンライン講座「地球を楽しむアカデミア」、会期を通じて制作した作品を愛・地球博記念公園で披露する「地球を楽しむアートフェス」の三つで構成されるアートプロジェクトです。
このプロジェクトの企画第1弾の「地球を楽しむ映像祭」において、愛・地球博20祭が開幕する3月25日から映像作品の募集を開始をいたします。併せて、本日から特設サイトを公開しますので、お知らせをいたします。
「1 映像作品の応募方法」を御覧ください。
「身の回りにあるすべてのモノは、地球とつながっている」をコンセプトとして、堤監督が提案する30のいずれかのテーマに沿って、応募者の考える地球の楽しみ方を1分以内の動画作品として制作をして、メッセージを添えて特設サイトに投稿をしてください。
募集期間は、長いんですね、これね。3月25日から7月31日まででございまして、それであと審査をして、9月にね上映すると、こういうことでございますね。
ということで、1ページにあります1の「30のテーマ」ね。雲、空・大気・風、海、川、水といって、ずーっといきますね。3月から7月末まで。
それから、資料2ページの3、映像作品の公開です。
応募していただいた作品の中から、堤監督が「地球を楽しんでいる」と感じた作品について、5月下旬から特設サイトで順次公開します。
なお、選定された作品の制作者には、堤監督のサインの入った愛・地球博20祭オリジナル地球儀をプレゼントします。
また、応募作品は、9月13日から25日まで、愛・地球博記念公園で開催する「地球を楽しむアートフェス」の会場で上映をいたします。順次、5月の下旬から特設サイトで公開をして、まとめて9月13から25で上映するということでございます。
そして、最後、「4 サステナブル芸術祭 特設サイト」です。
本日より公開する特設サイトでは、サステナブル芸術祭のイベント内容を紹介するとともに、堤監督が映像作品の投稿を呼び掛けるPR動画を掲載します。是非御覧ください。
さて、愛・地球博20祭は、いよいよ明日、3月25日に開幕となります。明日のオープニングセレモニーには、タレントの須田亜香里(すだ あかり)さん、愛知・名古屋2026公式アンバサダーの松平健(まつだいら けん)さんにもお越しをいただいて、開幕からしっかりと盛り上げます。
また、愛・地球博記念館での特別展示、メインシンボルである地球の樹(き)などの展示や、日本最大級の花のイベント「フラワーピクニック」も始まります。185日間の会期を通じて、愛知の未来を担う若者たちにバトンをつなぐことができるような工夫を凝らし、愛知万博の理念や成果を次の世代につなげる記念事業としてまいります。皆様、是非愛・地球博記念公園に足をお運びください。
ということでございまして、これが地球を楽しむ映像祭、映像祭ということ。映画祭じゃないな、映像祭ということで、1分だから映画じゃないね、映像祭というちらしでございます。よろしくお願いいたします。
ということで、堤さんはね、愛知県出身でございまして、あいち航空ミュージアムの名誉館長もお願いしております。2022年の愛知県政150周年の際の記念映像の制作もお願いをいたしておりますなど、いろいろ県のね、いろんなイベント行事には、本当にずっとこのね、ここのところずっとお願いをしておりましてね、今回も快くお引き受けをいただいたということでございます。
堤監督の映像作品は幅広い世代に親しまれておりまして、インパクトのある演出が持ち味で、特に若年層に訴える企画とすることを期待をいたしております。
ということで、このね、「地球を楽しむ映像祭」をね、まずやって、でもって、その後ですね、「地球を楽しむアカデミア」はですね、著名なクリエイターが講師となって、地球をテーマとしたアート作品の制作に挑戦する「地球を楽しむアカデミア」は4月下旬から開始をいたします。それから、「地球を楽しむアートフェス」はですね、これは9月13日から25日、終盤にね、開催をするということでございますので、よろしくお願いをいたします。
ということで、また明日以降よろしくお願いいたします。
(2)新愛知県がんセンター整備基本計画の策定について
(【知事会見】新愛知県がんセンター整備基本計画の策定について - 愛知県)
続いて、次です。次は二つ目です。
新愛知県がんセンターの整備基本計画の策定です。
愛知県がんセンターは、大きく分けて病院施設と研究施設があり、主たる建物である病棟、外来棟の建築から30年余りが経過をしております。この間にがん医療を取り巻く状況が大きく変化していることを踏まえ、県では新愛知県がんセンターの整備に向けた検討を行ってまいりました。
2022年度に庁内検討を開始をし、必要な課題の整理などを行いました。また、2023年度は基本構想調査を実施するとともに、がん医療の専門家などで構成された有識者会議を設置し、計4回の会議で将来のがんセンターに必要となる機能等について議論をいたしました。これらを経て、2024年4月には新がんセンターのコンセプトとなる「新愛知県がんセンター基本構想」を策定をいたしました。
基本構想では、新がんセンターの基本方針として、病院と研究所が一体となって次代のがん医療・予防の研究開発や、最先端のがん医療の提供を行う県内の中核拠点とすること、日本のがんセンターの地域モデルとして広く地域に開かれた医療機関となり、関係機関との密接な連携を通じて県民に最良のがん医療を提供するとともに、県民のために愛知県内のがん医療の均てん化と高度化を推進することといたしました。
今年度は、この基本構想を経てですね、踏まえて、新愛知県がんセンターの機能、規模、整備手法等に関する更なる調査検討を実施をし、この度、新愛知県がんセンター整備基本計画を策定いたしました。
資料1ページの「2 計画概要」の「(1)新愛知県がんセンターに備えるべき機能」を御覧ください。
1は名称ですね。
2が計画概要ということでございますが、基本計画の概要自体はですね、こちらの、これお配りしてあるね。このA3の3枚がありますので、これを御覧いただくといい。このエッセンスをまとめたのがこっちの資料なんで、両方見ながらというか、こっちの方が分かりやすいかもしれませんけどね。また御覧をいただければと思いますが、このエッセンスのこの資料のA4の方で申し上げます。
まずですね、その新規機能として、1ページの一番下、「ア 新規機能」として2点を挙げております。
1点目は、「がん予防医療研究センター(仮称)」の新設です。こちらは、一般的ながん検診では実施が難しい遺伝性腫瘍などを対象とした高度な技術によるがん検診を実施する施設であります。また、病院と研究所を有する総合がんセンターとしての強みを生かし、新たな予防・診断法を開発・提供をしてまいります。
がん医療というのはですね、やはり、かつてのがん、悪性腫瘍ですから、まず切って摘出をして、それから放射線治療、それから化学療法という形でですね、いろんな形の治療法、あと、今はがんゲノム医療ですね、その人に合ったテーラーメイドのゲノム医療もどんどん進化してきましたが、更に進んでですね、予防するんだと。がんを予防する、がんにならないようにね、予防していく予防医療というのが今どんどん進んできております。
というのはですね、人間の、特に日本人と言ったらいいのかな。大体80歳超えたら男性のね2分の1はがんになるんですよ、必ず、統計的にね。女性は3分の1なるんです。だから、その2分の1と3分の1の違いで、女性の方が平均寿命が長いというふうにも言われておりますけどもね。だけども、そこはなるんですよ。なので、そういう意味で、やはり治療も、早期発見、早期治療。いろんな治療がありますね。それは外科的に対応して、摘出してっていうのが、それは一番、それが取れるところは、取れるんだったらそれが一番いいんですけれども、やはりそれぞれのね、患者さんのね、身体にそりゃやっぱり、そのダメージがない場合もあれば、ダメージある場合もありますから。その場合は切らずに済むということで、放射線治療でがん細胞をピンポイントでこれは潰していく、殺していくというやり方。それから、化学療法でがん細胞を潰していく。オプジーボなんかそうですよね。そういったやり方というのがどんどんどんどんこう進化していきますが。さらに、ゲノム医療ということもどんどん、これもピンポイントで、その人に合ったやり方で治療を組み合わせて。なんですが、今やはり予防、予防、がんの予防医療というのがどんどん進んできているので、それを今回、このがん予防医療研究センターというのを設置をいたしまして、開設をいたしまして、そうしたものをやっていこうということでございます。
続いて、2ページということでございますが。それからですね、次2ページ、2点目はですね、「緩和ケア病棟の新設」であります。名古屋市東部地区には緩和ケア病棟がありません。新愛知県がんセンターに緩和ケア病棟を新設することで、がん診断時から一貫した緩和ケアを受けることができるようになります。
この二つを新たに付け加えるということでございます。
そして、次に、「イ 強化・推進する機能」を御覧ください。
病院機能としては、がんゲノム医療の細胞療法の充実・強化、難治がん・希少がん医療の集約化、治験・臨床試験の推進、相談・支援の充実・強化などを図ってまいります。
また、研究所機能としては、橋渡し研究、がん予防・疫学研究の推進、がん情報ネットワークの形成を図ってまいります。
次に、「ウ 基本的な機能・規模」を御覧ください。
こちらは、現状と整備後での病院機能の比較になります。
まず、診療科目につきましては、現状維持といたしまして、引き続き幅広いがん領域に対応いたします。基本、27診療科ありますから、基本全てのですね、診療科、がん診療に対応するというがんセンター、病院といたします。
大きく変わるのはこの病床数でございますが、病床数につきましては、現状の500床から410床に削減をいたします。これは、がん医療が入院での診療から外来での診療にシフトしていることや、平均在院日数が短縮していることに対応するものでございまして。
なお、今後、高齢化の進行に伴いまして、がん患者数自体は増加すると見込まれるので、手術室、一般外来用の診察室については拡充をするということでございます。
病床数はですね、これはもう今どこの病院もそうなんですけれどもね、やはり日本の病院というのは、やはり基本、手術をした後、長期の入院ということで、欧米に比べて基本3倍から4倍入院日数があったと。それではですよ、漫然とした、冗長とした、そうした治療、医療行為になるので、そこをできるだけね、患者さんのね、体に負担かけないような手術及び早期に回復できるアフターケアをやってですね、できるだけ早く退院をしていただこうというふうに、もうこの何十年といいますかね、大きく変わったのはやはりこの2000年以降ぐらいかな。自分、国会議員やって、そういう社会保険、医療の仕事やってきましたんで、そういう点で、その点が大きく変わってきたところでありまして。
実際にですね、平均在院日数はですね、今の病棟が業務を開始したのが1992年、33年前ですけれども、平均在院日数がね、53.5日だったんです。1992年度、53.5日。ですから、1か月半か。1か月半じゃない、2か月近いね、もうね。53.5日、33年前。今、2023年度ですよ。だから2年前ですけどね。2年前じゃない、去年だな、去年、去年。だから、31年経ってですね、11.0日。53.5日が11.0日になったんですね。なので、そうなりますとね、むしろ、愛知県がんセンターで入院していただく患者さんは増えたんですけど、53.5日が11.0日になりますとね、いわゆる病床稼働率はですね、やっぱり下がってくるんですね、これね。
ですから、現在はですね、患者さんはもちろん、だから増えてきてね。コロナでちょっと落ちましたけどもですね。それでも、外来の患者さんなんてのは、だから延べで14万5,000人が14万3,000人だから、ほぼほぼ横ばい。入院患者さんがちょっと、13万7,000人が12万2,000人で、ちょっと減ってきておりますが、平均在院日数はどんどんどんどん、今でもまだ減ってきておりますね。
そうしますとね、今500床ありますけれども、そこまでいかないと。今現在ですね、近年の愛知県がんセンターの病床稼働率が60パーセントから70パーセントでありますので、そうすると、500床っていうのは結局過剰になるんですね。だからそこまで、500床フル稼働しないと。なので、そこから割り算してですね、将来の1日平均入院患者数を369人と推計いたしまして、病床稼働率90パーセントとして病床数を算定すると、369割る0.9で410床ということでございましてね、410床という形で出てくると。
稼働率90パーセントを目指して、そこまではなかなかいかないとは思いますが、ですから、500床なんかあったら全然過剰なので。今どこの病院もね、できるだけその、そこまで患者さんというか、とにかく入院日数がぐっと減ってきておりまして、これはいいことなんですよ。それだけ、退院して、あとは通ってね、日常生活をやりながら、手術後のね、アフターケアは、日常生活やりながら通ってやる。ですから、生活のクオリティー・オブ・ライフ、QOLは非常に、ずっと入院でこうしてるわけじゃなくて、上がると。すぐ社会復帰をしながら治療を続けるということでありますから。そうなりますとね、現状の500床を維持するというのは非常に非効率だし、空気を飼っとくようなものになりますから。ということで、ここが一番大きく変わる。
どこの病院もそうなんですね。やはり病院の入院日数はぐっと減ってきておりますから、どこもやはりダウンサイジングをして、今のマンパワーに合わせて、そして実際に合わせて、そういう形に短縮をしているということでございます。
次に、「(2)整備計画」でございます。
(2)、こちらはあくまで現時点で想定している計画でありまして、実際の整備内容は、今後の更なる検討及び民間事業者からの提案を踏まえて決定をいたします。
「ア 整備用地」につきましては、基本構想のとおり、現地での建て替え整備を実施をいたします。なかなか名古屋市内でね、これだけまとまった、これ5万平米の土地がありますから、なかなかそれだけの土地はないというのと、ここ、交通の便がいいのでね、地下鉄の駅からも近いということもありまして、現地建て替えをしたいと。
今の建物が2代目なんでね。これ、1964年、昭和39年から稼働して、30年ちょっと経って建て替えて、また30年ちょっと経ってこれから建てる。ですから、あと10年後ぐらいになるので、実際40年使うということになりますがね、そういう形になります。
それから、建物規模はですね、新病院棟の延床は5万200平米、新研究棟の延床は9,800平米を想定しておりまして、現状の施設規模よりもややコンパクトというか、病院はほぼ横ばいということでございます。
これはですね、延床はどういうふうにあれしたかといいますと、委託業務の中で、がんセンターのそれぞれの部局に対しまして、外来、病棟、手術など各部門に必要な諸室等についてヒアリングを実施をして、そのヒアリング、希望を踏まえて、このくらいならということで積み上げてみたということで、そうなりますと、ほぼほぼ現時点、現在のものと同じと。そうした機能が建物に備えられるように想定した上で必要な面積を算定をしたということでございます。
基本これから、さらに基本計画から、次はだから、基本計画ですから、これからさらに具体のですね、建物検討と基本設計に入っていくと。ここはやはり少し、もっと精査をいたします。もっと精査いたしますが、基本、現状の横ばいでいいだろうということでございます。
それからですね、続いて3ページでございますが、「ウ 整備手法」でございます。
建て替えにPFI手法を導入して発注の効率化を図るとともに、病院部門の運営にもPPP手法の導入を検討をしてまいります。建て替えはできるだけPFIで民間活力を活用して作るということと、あと、運営もですね、民間の活力導入できないかということで、これは検討です。どういうふうにするかは検討でございます。
整備スケジュールでございますが、2025年度は、新年度は予算も、今日議決をいただきましたが、PFIの調達に向けた準備を進め、2026年度に入札公告をし、落札者を決定して、2027年度から28年度にかけて設計した後、工事に着工いたします。その後、2034年度に新病院棟、38年度に新研究棟がオープンするという想定でそういった形で計画を作りました。なので、新年度1年かけてですね、中身を詰めて、PFIでやると要求水準書というのを作って、その上で入札公告をするのは26年度という形になります。急いでやっても大体そのくらいということですね。
それから、「(3)経営形態」です。
経営の一層の効率化を図るため、今後、地方独立行政法人化を含めて経営形態を検討していきたいと思います。
以上が基本計画の概要でありまして、計画の詳細は別添資料のとおりであります。このA3の3枚紙をね、これをホームページに、県Webサイトにより本日より公表したいというふうに思っております。
最後に、今後の進め方でございますが、2028年度の工事着工に向けまして、2025年度は基本計画を基に要求水準書の作成など、PFI方式での入札実施に向けた準備を進めてまいります。
愛知県のがん対策の中枢を担う県がんセンターが、今後も日本のがん医療・がん研究を牽引し続けることができるよう、引き続きしっかりと検討を進めてまいります。
昭和39年、1964年に愛知県がんセンターできました。なので、当時はですね、やはりがん専門の総合病院ということで、国立がんセンターとがん研とですね、並んでですね、愛知県がんセンターというのは日本を代表するがんの病院、総合病院であり、研究所を併設した総合病院でありました。今もですね、大変な症例をたくさんやっておりますし、先般もですね、協定結ばせていただきましたが、名古屋大学医学部及び名古屋大学病院、名大病院とですね、連携協定及びアライアンスという形で協定を結ばせていただいて、引き続き研究者なり医療者のですね、活発な移動、交流を含めてですね、まさにですね、名大医学部及び名大病院と一体となってですね、この地域のがん医療、それから日本のがん医療及びがん研究にですね、しっかりと貢献をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
なおですね、資料を御覧いただいて、3ページの一番下、新愛知県がんセンター整備基本計画までの検討経緯はこういうことでございまして、23、24と、こうして基本構想、基本計画というふうにやってまいりました。
それから、4ページが、参考までに愛知県内のがんの診療連携拠点病院。これは、国指定のがん診療連携拠点病院というのは19病院ありまして、それに加えて、県知事指定のがん診療拠点病院が10病院ございまして、ですから合わせて29。こうした形でがんの拠点病院を作って、先進的ながん医療の均てん化を行っているということでございます。
それから、5ページが、名古屋市近郊のですね、がん診療連携拠点病院と市内の緩和ケア病床の保有病院の位置図ということでございまして、大体こう満遍なくきておりますが、この名古屋の北東部と言ったらいいのかな、においては総合的な役割を果たしているということでございます。
6ページが、現在の概要ということでございます。こういう形でございまして、現地建て替えを1回やりまして、ですからまた今度、また2回目の現地建て替えにかかるということでございます。
7ページが概要でございまして、先ほど申し上げましたように、開設日が1964年12月、がん研と国立がんセンターに次いで、日本で3番目という総合がんセンターで、大いに役割を発揮してきたということでございまして、引き続きですね、この役割を果たしていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
なおですよ、何点か補足をいたしますと、冒頭申し上げましたが、引き続き愛知県のがん診療の中核拠点として、県内のがん診療連携拠点病院と連携をして、がん診療の均てん化、高度化を図っていきたいと思っております。がんの診断、治療にかかる病院研究所一体の総合研究開発拠点として、最先端のがん診療を開発、提供してまいります。ということでございますね。
私からは以上です。
2 質疑応答
(1)愛・地球博20祭の開幕について
【質問】 明日からですね、愛・地球博20祭、愛知万博20周年記念事業が開幕ということですけど、先ほども伺ったんですけど、改めてですね、開幕に向けてのコメントというか、来場者に向けての呼び掛けみたいなものをちょっとお願いしたいんですけれども。
【知事】 はい。改めて明日のね、3月25日でございますね。ちょうど20年前の3月25日にね、愛・地球博、愛知万博が開会をいたしました。
開会式、私もね、国会議員として出席をさせていただきました。あの日はちょうど平日でありましたが、与野党の皆さんにね、お声がけをさせていただいて、この日はみんなで開会式行こうねということで、国会審議をその日は一時休戦をしていただいて。国会議員160人ぐらい出ていただいたかと思いますがね。私も旗持って、バスガイドみたいに、はい、こっちこっちとか言って皆さんを御案内して行ったことをついこの間のように覚えておりますが。初日は雪が舞う非常に寒い日でありましたしね。会場が、屋根はあるけど風がぱーぱー通るところでありましてね。愛知万博185日ありましたけども、初日の3月25日が一番お客さんが少なかったと。この先どうなるんだと、客来るのかと言ったのを覚えておりますがね。あれから20年経つんだなという思いがいたしますが。
私ども、やはり万博を日本で行ったのはね、1970年の大阪万博と私どもの、それから35年経った2005年の愛知万博と、そしてまた、これから4月13日からね、大阪・関西万博ということで、大阪と私どもだけでありますから、私どもやはり周年事業、10年前の10周年、そして今回のね20周年という形でね、周年事業はしっかりやっていって、やっぱり愛知万博のね「自然の叡智」、人、生き物、地球に対する愛、そうしたものをね、しっかりと継承していきたい、引き継いでいきたいというふうに思っております。
やはり10年前の10周年記念事業と明らかに違うのは、やはり10年経ちますとね、私ずっと、去年から申し上げておりますが、やはり10年前だとね、10周年だとやっぱり愛知万博覚えてるって方多いんですよね、やっぱりね。ついこの間というか、昨日みたいだねとかっていう、若い人もそうだったんですが、あれから20年経ちますとね、やっぱり、二十歳より若い人は、生まれてない方知りようがないし。今20代の方もですね、何かちょっと、幼稚園か保育園の何か、小学校の何か遠足で行ったことは覚えてるけど、何かあんまり何かな、とかいう感じの方も多いんじゃないでしょうかね。そうすると、やはり定期的にですね、こうした形で周年の事業というのはやはりきっちりやりましてね、きっちりやって、そしてその理念はしっかりと引き継いでいきたい、そんなふうに思いますね。
でもって、この10周年と20周年で一番大きな違いは、この間にですね、ジブリパークを開設することができたということだと思いますね。
ですから、10年前の愛知万博10周年記念事業は、何といいますかね、花と緑のね、何かそうしたイベントね、全国都市緑化博ですね。花と緑の全国緑化博というのをね、誘致をしてやりました。ガーデニングとかね、会場にガーデニング、幾つも作ってコンテストをやったりとか、いろいろやりましてね。
あとは、それだけだとね、お客さんなかなかお越しいただけないかなということで、スタジオジブリさんにお願いをして、「ジブリの大博覧会」というのを10年前、10周年のね、記念事業で、それこそ万博の特別記念館ですよ、あそこを少し展示物をちょっと取って、そこで、大分狭いですけどね、狭いですけど「ジブリの大博覧会」をやりまして、大盛況でありましてね。それが全国にこう、ずんずん回っていって、3年前かな、「ジブリの大博覧会」のエンディングは、このまたうちの県の芸文センターの県の美術館でもやりました。そういった御縁もあって、その後ね、いろいろジブリさんとはお話しさせていただいて、あの愛・地球博記念公園の中のね、パビリオン、万博のときにパビリオンを作って、その後なかなか公園にね、戻し切れなかった、空き地だったところを活用してですね、今のジブリパークができたということですね。
ですから、ジブリの大倉庫は、温水プールを、フロンが使えなくなったので廃止をした後を、ジブリの大倉庫にね、改造したと。それから、もののけ姫のエリアも、あれもパビリオンがあったところを、サトラボで半分使ってましたけど、半分そのまま使えなかったので、それをもののけのエリアに替えた。それから、魔女の谷エリアも、あれもですね、コモンBだったかな、アメリカ館があったね、あそこにね。などのパビリオンがあったところがなかなか返し切れなかった、戻し切れなかったんで、そこを魔女の谷エリアに変えたなどなどね、この間にジブリパークできましたので、これやはり愛知万博の理念である人、生き物、地球に対する愛、自然の叡智、こうしたものをね、引き継いでいく、正にね、ジブリ作品の体現するこうしたね、ジブリパークというのを作ることができたと。これと万博20周年の記念事業しっかり併せてですね、今回大いに盛り上げていければというふうに思っております。
なので、10年前の10周年事業よりも今回の20周年事業の方が、ジブリパークを我々手にすることができましたのでね、やっぱり相当説得力をもって多くの皆さんにね、2005年の愛知万博の理念をね、しっかりまた継承していきましょう、ということは言えるかなと、そんなふうに思っています。
またしっかりこの半年間ね、ハード施設をね、作るということではありませんが。この半年間やっぱり愛知万博20周年をね、愛知万博しっかり振り返って、万博の理念を継承したい。それと、大阪万博ともしっかり連携をしてね、大阪・関西万博の会場とも結んだサテライト的なね、位置付けにして、サテライト的ないろんな催しもやって、大阪万博も、そして我々のね、愛・地球博記念公園、またジブリパークもね、来てくださいね、ということをいろいろPRできればと、そんなふうに思っております。
(2)名古屋市八事斎場の再整備について
【質問】 名古屋市の八事斎場、八事霊園の中にあるところが、4月1日で一度工事に、改修に入ってしまうんですが。それで、市外の方の利用もあったということで、各自治体マターにはなるかと思うんですが、火葬待ちが今後増えるなど、何か懸念点というか、知事として考えられることがもしあれば。
【知事】 今初めてお聞きしましたので、ちょっと私ね、その点はちょっと存じ上げなかったんで、あれですけれども。
名古屋市さんの場合は、八事の斎場と港区南陽町のね、ところにある斎場と、二つでやられておられるけど、やはりああいう施設ですから、やっぱり何年かに、何年かというか定期的にですね、定期的にやはり点検して補修しないとですね、ずっと、365日ずっと使い続けるって、それは無理なので。やはり年間の定期点検をやった上で、何年かに一回はやっぱり大規模修繕をやらないとですね、やっぱり施設自体はもたないというか、維持できないということなので、それは施設を維持するためにはやむを得ないことだ、というふうに思いますが。
そういう点でね、もしそこでいろんなお困りのことがあればですね、私どもやはり広域自治体として、そこは名古屋市さん及び周辺の自治体の皆さんとも、そこはやはり、調整ができることがあればね、そこは調整をし、連携をして調整をしていく。そこはやぶさかではありません。なので、そこはよくよく、仮にね、もしお困りのことがあれば、そこはお話をお聞きして、調整をして、円滑にね、対応ができればというふうには思っておりますね。
ただ、一方で、一般論でいいますと、やはり、なかなか今都市部でね、都市部で亡くなられた方をすぐ火葬する、だびに付するってなかなか難しい状況になってますね。
私も、身内といいますかね、特に首都圏なんかが、そりゃ亡くなられて2日か3日ですぐ火葬するって不可能ですよね、今ね。ですから1週間なら早いほうだって言われてますからね。実際は、私もね、今から何年か前に私の女房の親をね、送ったときに、何日か待ちましたですね。1週間、もうちょっと待ったかな。そりゃ首都圏なんかそんな感じですよね。
ですから、それは、今あれですね、生まれる子供さんがね年間70万人ですけど、亡くなる方は160万人超えてますから。そういう意味では、今が大体ピークっていうか、これからこのほぼ160万人台の死亡者がずっとしばらく続いてくっていうことですから、そこはやはりね、少し、そういったものはやはり関係の自治体でね、やはりできるだけ連携してやりくりをしていくというかね、調整をしていくということは必要じゃないかなというふうに思いますね。
以上です。
(3)石破首相の商品券配布問題について
【質問】 前回の定例会見でも伺わせていただいたと思うんですけれども、総理の10万円の商品券問題に関連でして。
前回は、知事の方から、高額なものはないけど、お菓子といったものはあったというような御記憶をおっしゃられてたと思うんですけれども、その後、いろいろと時間などが経ちまして、例えば群馬県の山本知事ですと、議員の時代に仕立券をもらってオーダーメイドスーツを作ったということを何かおっしゃられていたりだとかありまして、お菓子以外に何か受け取られたもの、御記憶ある範囲内で、改めて伺えますでしょうか。
【知事】 お菓子とか食べ物とかですよ。あと土産物とかグッズ、そういったものが多かったというか、そういったものだったという記憶がありますね。
【記者】 特に高額なものみたいなものは記憶にはない。
【知事】 そうですね。やっぱり常識の範囲内じゃないでしょうか。はい。
【記者】 今、常識の範囲内ということでしたけれども、やはりこの今回の10万円の商品券っていうのはどう思われますか。
【知事】 人によっての取り方かもしれませんが、やはり一般的に、世間的にはやはり、それも商品券ですから、金券なのでね、少しやはり性格が違うんじゃないかなというふうには思いますね。ですから、そういう意味では、そこはやはり常識の範囲内ということじゃないでしょうか。
(4)「愛知・名古屋2026大会」のボランティア募集について
【質問】 もう1点、アジア・パラ大会の関連で伺いたいんですけれども、ボランティアの一般募集に関してでして。
名古屋市の方では1万人を目標にしているところ、まだ大体約4,000人ほどで、4月の締切りまでにも、あと1か月といったところでも、半分満たしてないっていうような状況出ているんですけれども、この数字、状況に対して知事はどのように思われるのか。また、愛知県全体としてはどんな状況か、現状をもし伺えたら教えていただきたいです。
【知事】 愛知・名古屋2026大会ボランティアの募集はですね、4月末までということで今お願いをしておりますが、名古屋市含めた県全体ではですね、いわゆる一般ボランティアの方ですが、アジア大会もパラ大会も合わせてですね、2万人強お願いをしております。名古屋市さんが1万弱だね、1万弱というお願いをいたしておりまして、今どのくらい集まってるかって、途中段階はちょっと申し上げるのは控えます。ちょっと途中段階の数字なんて毎日変わりますから意味ないので。
でありますけれどもですね、もちろん一般的に募集して、スマホとかそういったので入力してね、入ってきていただける方を今お願いしているんですが、それはそれとしてね。個別にですね、今この3月の議会中でしたけども、ちょうど議員さんがたくさんみんな来てたので、名古屋市もそうですけど、各市単位でね、競技会場とかいろいろあるところで大体このぐらいは要るわなというところを目安にしながら、各市とかね、各県議さんを通じて、いろんな各団体の皆さんとか、各スポーツ関係のね、スポーツ協会もありますし。また、いろいろ、名古屋市だと例えば大学生のボランティアね、愛知県に4年制大学52の大学がありましてね、その学長懇話会ってありますから、そうしたところに大学生のボランティアをお願いしたりとかですね、いろんな団体さんに。あと、行政ですね。我々だって、3月にやる名古屋ウィメンズマラソンだって県と市で相当なボランティア出しますからね、これは。何百人単位の。なので、そういったことも含めてですね、今やっているところでありますしね。
やっているところでありますので、そういう意味からいきますと、まあこのぐらいの数のボランティアさんだと、まあそう難しくないかなというふうには思っております。なので、何て言いますかね、自然体というか、ただ単にこういうのありますよ、とか言って募集してるだけだとね、なかなか登録いただけませんけども、行政、各市ですね、名古屋以外にも。結局、競技数、元々名古屋と名古屋以外で半分半分ぐらいだったんですけど、やっぱり水泳と馬術が、特に水泳が東京行ったとかいろいろあって、今名古屋市内がちょうど、もう競技種目の半分より少ないのかな。ただ、宿泊は名古屋が圧倒的に多いので、そういう意味ではボランティアがたくさん要るんですけども。ほかの競技種目ね、大きいところ、大どころだと、三つ四つあるのは岡崎とか豊田とかね、豊橋とかありますけども、そうしたところは個別にやはり今それぞれの市役所、それからそれぞれの市のスポーツ協会、それから経済関係の団体、それからまたいろんな各事業者さんとかね、スポーツ協会、団体の皆さんとかね、そういうところにはお願いをしておりまして、今精力的に皆さんお声がけしていただいておりますので。何とか、このくらいの数なら何とか対応というかね、お願いできるんじゃないかというふうに思って見ております。
普通はですね、こういったいろんなイベントとかね、そういったこういうスポーツ大会とかのボランティアっていうのは大体、国内の大会とか、皆さんの認識として大体二、三か月前でいいじゃんとかいう感じがあるんですね。何でそんな1年半も先のことを今やらないかんのという感じがやっぱり皆さんありましてね。なので少し、まだそんな気にならないなという感じなんですけど。これ国際大会なんで、やっぱりボランティア応募した方々にやっぱり、応募いただいた方全員に面接するんですね。面接した上で、今のスケジュールからいくと、面接した上で6月に全部ボランティア決定をして、7月からね、オンラインを基本にして、いわゆるオリエンテーリングやるんです。こういうことです、こういうことです。ずっと全部登録するんですね、やっぱり国際大会なんで。
アジアの45の国・地域から来ます。大選手団が来ますから、そういった意味でやっぱり、警察的にはやっぱりセキュリティをばしっとかけないけませんのでね。そういうことからいたしましてね、なので、ちょっと今までの感じとはちょっと違うので。なので、ちょっとまだ大会の1年半前に、えっ1年半前にボランティア募集するのっていう、そんな感じがあると思うんですけど。実際、私がね、ずっと個々に各市みんなお願いしてあるんですよ。したんですけど、えっ、そんな早くって言うから、いやいや、国際大会だからこうやって、全員の方に一応一通り、一当たり面接をして、研修やって、研修の中で、その競技とかその地区のその会場のリーダーを、ボランティアのそのポイントポイントのリーダーを決めて、またそのリーダーの研修もやって、全部登録しないといけないので、セキュリティの問題もあってね。ということなんですよということを申し上げているので。
ちょっとやっぱり今までの国内の大会とは違う、やっぱり手順がね、かかりますので、やってますけど。確かに2万人強というのは非常に多い数字ではありますが、今ずっといろんなところに精力的にお声がけをしてお願いしておりますので、そう難しくないかなというふうには私的には思っております。それはまたお願いする話なんでね、大変恐縮ですけど、是非御協力をお願いしたいなというふうに思います。
【記者】 4月には集まってくるんじゃないかっていう知事の見立てかなと思ったんですけれども、市長としましては、この集まっていない理由について、広沢市長が先ほどの会見で、アジア大会の機運がまだやっぱり十分盛り上がってないんじゃないかなっていう点も指摘されていたんですけれども、その点はどのように思われますか。
【知事】 というか、あれですね。まだ皆さんの感じが、まだ1年半、まだ先だよね、ということじゃないでしょうかね。だから、少しずつそうやって、徐々に徐々にやっていくってことじゃないでしょうか。
だから、あれですね、東京オリンピックなんかは、ばっと。オリンピックはやっぱり相当な大きなブランドなんで、ぱっと集まったといいますけど。そりゃやっぱりね、東京でオリンピック、東京という場所とオリンピックとはやっぱり一緒になりませんからね。なので、我々としては、機運がということはちょっと。そういうこと自分で言うのはどうかなと思いますがね。それはむしろあれじゃないでしょうか、我々がちょっと、そうした、皆さんにさっき申し上げましたように、ただ単に待ってるんじゃなくて、ボランティアの皆さんはお声がけをしてね、お願いをしていくということじゃないでしょうかね。そうしていけば、そう難しくないかなというふうに私は思っております。
【質問】 今のアジア大会の話で、ちょっと関連して伺いたいんですけど。
今、ボランティアの募集に2万人強お願いしてるとおっしゃったかと思うんですけど、これまでの発表だと4万人ぐらいのボランティアを想定されてるお話だと思うんですけど。
【知事】 一般ボランティア。
【記者】 他の残りの(ボランティアはどうか)。
【知事】 他はだからあれだろ、通訳のボランティアだとか医療だとか何とかと、いろんな職種があるんだよな。だから、一般のボランティアが今の2万強でいいんだな。
【県職員】 はい、そうです。
【知事】 ということです。
【記者】 分かりました。
【知事】 僕の手元にある数字がそうなってる。
【記者】 2万人強って、厳密に2万何千人とかってありますか。
【知事】 えっとね、私の手元にあるやつ、2万690。
【記者】 が一般の人に来てもらう人数。
【知事】 そうそう。2万690、名古屋市が9,780。というのが各市単位でばらした数字ですね。あと、競技会場ごとにね、これぐらいと。例えば、次に多いのが岡崎市の1,670とかね、その次が豊田市の1,390。これはあくまで目安ですよ。それがじゃあ10人欠けたから何か問題があるとか、そんなことありませんけど。一つの目安なんで。でも、最初の目標、目安というか目標なんで、ちょっと多めにはお願いしてるのかもしれませんけど。
【記者】 残りの通訳とか医療スタッフとかっていうのは、また別ルートでの募集。
【知事】 そうそうそうそう。
これはあくまでも一般のボランティア。そういうことでいいんだな。
この際言っときますとね、ボランティアさんでお願いするのは、ちょっと今資料も作ってお願いしているんですけど、期間は、アジア大会は9月19日から10月4日の16日間、パラ大会が10月18日から24の7日間、その間ですよ、ということと。
あとはですね、応募要件としては、18歳以上で日本語で会話が可能な方、国籍は不問ですということと、あとは、ユニフォーム一式ですね、帽子からポロシャツからパンツからバッグから、あとシューズ、靴も、ユニフォーム一式差し上げますということと、ボランティアなので、日当はありませんが、交通費ということでQUOカードを1,000円分、1日ね。それとお昼のお弁当出すということです、ということを申し上げて。
あとはですよ、4月末までに応募していただいて、6月に採用決定をして、7月から研修をさせていただきます、ということのスケジュールは出させていただいております。
確かにね、私も、1年半前っていうのはちょっとあれだよなと思いながら、しかし、国際大会なんで、基本アジア中から来られますよね。来られますから、多分あれでしょうね、一番最大の選手団は中国なんでしょうね。日本選手団より大きいのは間違いないと思いますね。やっぱり種目数に全部対応して、それぞれのやっぱり、各種目全部やっぱりメダル圏内でね。
だって、この間の杭州大会だと日本の何倍取ったんですかね。4倍とか5倍取ったのかな、中国、メダル。だから、中国の選手、どーんと大選手団が来られるっていうのと、オリンピックもそうですけど、やはり国交はありませんけど、やはり北朝鮮の選手団の皆さんもね、来られるので。そうなりますとね、やはりボランティアの方々も当然、会場の中外全部やっていただきますから。そんな詳しいことは、採用面接、企業が採用するような、そんな面接しませんけども、一応面接を全員させていただいて、やはりボランティアの名簿はね、やっぱり事前に作って登録しないといけないと。セキュリティ上はそうなりますよね。なんで、そういう意味では、ちょっと時間早いんですが、早めにやって、研修もやってということになるのかなというふうに思っております。
【質問】 そうすると、今の段階でというか、そういったスケジュール的なことも考えると、4月末のボランティア募集の期限っていうのは、もう延長することはないと。
【知事】 それはなくていけると思います。
だから、とりあえずそこであれしておいて、もうちょっと要るっていうんだったら、それだったら、延長というよりも、追加募集ということになるんじゃないでしょうかね。
ですから、さらに言うと、ほぼほぼこのくらいの人数ならば何とかなるかなとは思っておりますけれども。
だから、それが、2万人強が、じゃあ100人200人というか、例えば、2万1,000人ぐらいの目標で、ちょうど2万人前後だったからそれじゃあ何か問題があるかっていったら、そんなことありませんで。少しちょっと目安はちょっと多めになってるので。そのくらいだったら何とかやれるかなっていう感じでやってくんじゃないでしょうかね。
だから、それでももし更に必要だというなら、個別にどこの会場とか、どこの市の分でちょっと追加という形になるのはあるかもしれませんね。もうちょっとこの、例えばどっかのところがちょっと予定よりも大分。トータルではほぼほぼね、目標というか目安どおりになったと。ただ、この会場のこの市は目標のね、ちょっと3割ぐらい足らなかったら、そこの市だけピンポイントで追加募集かけるとか、そういうのはあるかもしれませんけど。とりあえずやっぱり4月で一回締めて、ある程度のボランティアの皆さんの数確定をして、また研修やりながらその次に進んでいくということになるんじゃないかなというふうには思います。
それと、ボランティアの方、一応お一人やっぱり10日はお願いしたいということでやってますから、そうするとですね、10日はちょっとえらいけど、じゃあ6日ならとかね、7日ならとか、やっぱり働いている方おられるので。そうすると、それでオペレーションやりますから、そうするとちょっと足らないんだったらまた追加募集しようかとかね。ということなんで、またそこは、このボランティアさんに関してはまだ1年半というか、6月に決定しても、まだ1年3か月ありますから、時間ありますんでね。そこは臨機応変にやっていければというふうに思っております。はい。
じゃあ、今日は以上といたします。
ありがとうございました。