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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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銅・亜鉛無添加飼料へのフィターゼ添加水準の差が
肥育豚の発育及び銅・亜鉛排泄量に及ぼす影響

増田達明・平山鉄夫・榊原幹男・加納正敏
摘要:銅(Cu)及び亜鉛(Zn)無添加飼料へのフィターゼ添加水準の差が、発育及びCuとZnの排泄量に及ぼす影響について検討した。試験は、Cu及びZn無添加飼料にフィターゼを500及び1000単位/kg添加した飼料 (500単位区及び1000単位区)とCu及びZnを添加(市販飼料並)した飼料(慣行区)を、肥育豚に給与して行った。試験には平均体重42.4 kgの三元交雑種(WLD)去勢雄24頭と雌24頭の計48頭を用いた。
1 肥育前期、後期とも給与飼料による1日平均増体重、飼料要求率及び肉質は、いずれの区間でも差はなかった。
2 肥育前期、後期ともCu及びZnの排泄量は、慣行区に対して500単位区及び1000単位区は有意に(P<0.05)減少した。また、500単位区は1000単位区よりCu及びZnの排泄量が多かったが、その差は少なかった。
3 肝臓及び胆汁中のCu濃度は500単位区と1000単位区は慣行区に対して有意に(P<0.05)減少したが、中手骨では有意に(P<0.05)増加した。Cuの血清中濃度及び、各臓器のZn含量は区間に有意な差はなかった。
これらの結果から、肥育期の豚に対してCu及びZn無添加飼料へのフィターゼ500単位/kg添加は、発育等に影響を与えることなくCuとZnの排泄量を、Cu及びZn添加飼料よりCu 83% Zn 67%減少できることが示された。

キーワード:肥育豚、銅排泄量、亜鉛排泄量、フィターゼ添加水準
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