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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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食品残さの堆肥化促進に対する家畜ふん混合の効果

近藤 一・榊原幹男・増田達明・中谷 洋・市川 明
摘要:家畜ふんによる食品残さの発酵促進効果を検討するため、発酵温度、粗脂肪の含有量、抽出液のコマツナの発芽への影響について調査した。
 試験区は4区設定し、1区:牛ふん+モミガラ+食品残さ、2区:豚ふん+モミガラ+食品残さ、3区:食品残さ、4区:食品残さ(無通気)とし1〜3区は最初の6週間連続通気した。その結果は次のとおりである。
1 食品残さに家畜ふんを混合処理すると食品残さ単独の場合に比較して発酵温度の立ち上がりが早まり、また高温期間(70℃以上)も短くなり、発酵期間が短縮された。
2 試料中の粗脂肪含有率は、通気処理により発酵が促進されると急速に減少し、堆肥化開始後1カ月で1%以下となったが、無通気処理では減少速度は遅く、2カ月後に1%以下となった。
3 無通気処理で発酵が遅れた堆肥からの抽出液に、コマツナの発芽に対する発芽阻害が観察された。
 これらのことから、食品残さに家畜ふんを混合し、通気処理をすると、食品残さ単独で堆肥化するより発酵が促進され発芽阻害の影響も少なくなることが判明した。

キーワード:食品残さ、堆肥化、家畜ふん
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