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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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鶏ふんから発生する悪臭物質のin vitro 測定法の開発(第1報)
−アンモニア測定法の標準化−

中谷 洋・市川 明
摘要:豚のふん尿混合物を対象に開発されたアンモニア揮散量のin vitro 測定法の鶏ふんへの適用を試みた。測定装置に鶏ふんを充填し、培養温度と吸気量がアンモニア揮散量に及ぼす影響を検討した。アンモニア揮散量は、培養温度を20、30、40℃と上昇させるにともない、また吸気量を250、500、750、1000mL・min-1と増加させるにともなって直線的に増加した。
  散布型脱臭資材を添加した鶏ふんおよび粗蛋白(以降、CP)含量の異なる飼料を給与して得た鶏ふんを供試し(鶏ふん200g、培養温度30℃、吸気量500mL・min-1)、測定法の有効性を評価した。両試験とも、アンモニア揮散量を経日的に測定すると、1日目までは低く2日目以降は直線的に増加した。散布型資材を添加した区は無添加区よりアンモニア揮散量を22%低減できた。飼料のCP含量とアンモニア揮散量の間に一定の関係は見られなかったが、異なる飼料の給与によりアンモニア揮散量に2.4倍の差が生じた。さらに培養前後の試料の窒素収支は概ね等しかった。
 以上の結果から、先の条件で2日以上培養を行うことにより、鶏ふんから発生するアンモニア揮散量を精度よく測定することができ、測定法が有効であることが示された。

キーワード:鶏ふん、悪臭、アンモニア、臭気発生装置、in vitro 測定法
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