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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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ナスの単為結果性F1品種ととげなし性系統間のF2分離世代における
単為結果性及びとげなし性の遺伝解析

久野哲志・矢部和則
摘要:単為結果性ナス品種‘Mileda’(Ruiter社)と愛知県農業総合試験場で育成した‘とげなし紺美’の親系統の交雑後代F2分離世代を用い、とげなし性ととげあり性の分離比、柱頭切除果における正常肥大単為結果性と石ナス性(両者を合わせて広義の単為結果性)及び未着果性の分離比を調査して、遺伝解析を行った。
1.とげなし性は、単因子劣性遺伝の期待される分離比に適合した。
2.広義の単為結果性については、単因子優性遺伝の期待される分離比に適合した。
3.正常肥大単為結果性を、抑制遺伝子と同様の遺伝様式に遺伝すると仮定した。この場合、正常肥大単為結果性は、期待される分離比に適合した。また、単為結果性を単因子優性に遺伝すると仮定し、正常肥大性を単因子劣性に遺伝すると仮定した。この場合、期待される分離比に適合した。2つの推論が成立することから、更に検討を要する。
4.正常肥大単為結果性の遺伝解析では、親系統の違いにより期待される分離比に適合しなかった。正常肥大単為結果性は、親系統の樹勢の強弱等による遺伝的要因あるいは環境要因等が関与すると推測される。

キーワード:ナス、Solanum melongena、単為結果性、とげなし性
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