摘要:トマトのTMV抵抗性遺伝子(Tm-2a)と連鎖するRAPDマーカーのSequence Tagged Site (STS)化を試みた。その結果、1組のプライマーセット(TM2A9:5’-GAGGTGTTCATCTTGACGGG-3’、TM2A6: 5’-TTACTGTCCAGCAGAAAAGC-3’)を用いたPCR反応により、Tm-2a 抵抗性ホモ接合品種において1200bpの断片、TMV感受性品種において1400bpの断片が1本ずつ増幅された。また、Tm-2a 抵抗性ヘテロ接合品種においては、1200bpおよび1400bpの断片がそれぞれ1本ずつ増幅された。
キーワード:トマト、タバコモザイクウイルス(TMV)、Tm-2a、RAPD, STSマーカー |