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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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DNAマーカーによるイネの品種識別

黒柳 悟・水上優子・大矢俊夫
摘要:本研究では、水稲品種(愛知県育成品種・系統及び主要流通品種)の識別をPCR法により試みた。材料は、水稲うるち品種を27品種、水稲うるち品種の中で酒造に適した品種を5品種、水稲もち品種を9品種供試した。PCRで用いたプライマーは、(独)食品総合研究所の大坪ら、(独)農業生物資源研究所の林ら、愛知県農業総合試験場の水上らが、それぞれ設計したものを用いた。これらのプライマーを用いて品種それぞれについてPCRを行い、品種特有のバンドを確認したところ、品種の識別が可能であった。次に、複数のプライマーを組み合わせたマルチプレックスPCRによる識別を試みた結果、3回のPCRで供試全品種を識別できることが明らかになった。さらに米1粒からの簡易抽出DNAによる識別を試みた結果、葉から抽出した精製DNAを用いた場合との判定に差はなかった。以上の結果から、本研究に利用したプライマーにより、安定して愛知県育成品種・系統の識別ができることが示された。

キーワード:イネ、品種識別、PCR、マルチプレックスPCR
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