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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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卵用名古屋種における産卵初期の卵重コントロール法

木野勝敏・市川あゆみ・山本るみ子・中村明弘・野田賢治・加藤泰之
摘要:卵用名古屋種は、産卵の初期に商品価値の低いサイズの小さな卵を産卵することが問題となっている。育成期間中や産卵初期の飼料中の栄養成分や光線管理の変化が初期卵重に及ぼす影響について検討した。
1 幼雛用、中雛用、大雛用飼料の組合せと給与期間の変更による育成期間中の飼料CP、ME水準の違いが初期卵重に及ぼす影響を調べたが、卵重には差が認められなかった。
2 産卵初期に、リノール酸を高濃度で含むサフラワー油を添加した飼料を給与しても、卵黄や卵重への改善効果は見られなかった。
3 育成期間中に照明時間の漸減処理や短日処理を行い産卵開始時期を変化させたところ、産卵開始が遅いものほど体重、卵重が増加し、MS規格以上の卵の産卵数、産卵割合が高くなる傾向が認められた。

キーワード:卵用名古屋種、初期卵重、CP摂取量、ME摂取量、リノール酸、光線管理
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