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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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高吸収水性樹脂の添加が牛ふんの堆肥化に及ぼす影響

勝野伸吾・中谷 洋・増田達明・鈴木良地・近藤 一
摘要:高水分の乳牛ふんの堆肥化において、副資材に加えて高吸水性樹脂(以下ゲル)を添加した場合の発酵特性について調査した。
 乳牛ふん尿混合物に容積比で70%のオガクズを加え、さらにゲルを重量比で1区0%、2区0.4%、3区0.8%、4区0.4%(粉砕)の割合で混合した4つの試験区を設定し、4カ月間の堆肥化試験を行った。
 試験の結果、ゲルの添加により発酵初期の温度上昇が早まる傾向にあった。また添加量の増加や粉砕処理により水分の吸収量を増やすことで、その効果も大きくなった。しかし効果が見られたのは試験開始時から3日目までで、その後は試験区間に差はなかった。また、ゲルの添加による理化学性への影響や発芽阻害は見られなかった。
 以上のことからゲルの添加は堆肥化初期の温度上昇を早めるが、物理性を改善する効果が小さいため、堆肥化期間の短縮には影響せず、効果も短期間であった。

キーワード:高吸水性樹脂、堆肥化、乳牛ふん
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