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愛知県農業総合試験場

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ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子Grh3(t)と連鎖するCAPSマーカーの開発

坂 紀邦・辻 孝子・遠山孝通・矢野昌裕・井澤敏彦・佐々木卓治

Plant Breeding 125: 140-143 (2006)
摘要:イネの重要害虫であるツマグロヨコバイについての耐虫性遺伝子の染色体座乗位置を特定し、密接に連鎖するDNAマーカーを開発した。感受性品種の日本晴と耐虫性をインド型イネRantaj-emas2に由来する日本イネ型抵抗性系統愛知42号を交配した後代F2 100個体を用いて解析を行った。ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子Grh3(t) は、第6染色体のRFLPマーカーC288BとC81の間に位置し、C81と最も近接に連鎖していた。ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子の効果的なマーカー選抜に資するために、Grh3(t)と 密接に連鎖するRFLPマーカーC81とC133AをCAPSマーカーに変換した。

キーワード:イネ(Oryza sativa)、CAPSマーカー、ツマグロヨコバイ、マーカー選抜
PDFファイル未掲載


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