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愛知県農業総合試験場

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モリブデンの葉面散布がレタス、リーフレタス及びコマツナの
硝酸態窒素濃度に及ぼす影響 

清水知子・矢部和則・山下文秋
摘要: レタス、リーフレタス及びコマツナの冬穫り栽培において、モリブデンの葉面散布が植物体中の硝酸態窒素濃度に及ぼす影響を検討した。その結果は次の通りであった。
1 レタス及びリーフレタスでは、100mg・L-1濃度のモリブデンを収穫9日前に株当たり50mL葉面散布すると、硝酸態窒素濃度はレタスで9%、リーフレタスで57%低下した。
2 コマツナでは、100mg・L-1濃度のモリブデンを収穫7日前にu当たり250mL葉面散布すると、硝酸態窒素濃度は、‘味彩’で17%、‘はづき’で32%低下した。
3 これらの結果から、レタス、リーフレタス及びコマツナでは、モリブデンの葉面散布は、硝酸態窒素濃度の低減効果がある。また、低下の程度は、品種間や結球性のタイプにより異なることが明らかとなった。

キーワード:レタス、リーフレタス、コマツナ、硝酸態窒素、モリブデン、葉面散布
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