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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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いもち病高度圃場抵抗性を有する水稲新品種「みねはるか」

坂 紀邦・寺島竹彦・工藤 悟・加藤恭宏・杉浦和彦・遠藤征馬・城田雅毅・井上正勝・大竹敏也
摘要:「みねはるか」は、1996年に愛知県農業総合試験場山間農業研究所(農林水産省水稲育種指定試験地)において「中部100号」を母とし、F7世代の「チヨニシキ/雲1425」を父として人工交配された後代から育成され、2007年に愛知県で奨励品種に採用された。
1 本種は、「ミネアサヒ」級の中生の中に属するうるち種である。稈長は中、穂長は中、穂数は中位である。偏穂重型を示し、稈性は中位である。収量性は高い。玄米は中〜やや長粒で見かけの品質は良く、食味は「ミネアサヒ」、「コシヒカリ」と同等である。
2 本種は、現在の主要な日本水稲品種の中で最も強いレベルのいもち病圃場抵抗性を有し、その作用力は、一般栽培でいもち病に対する農薬防除を省略できるほど大きい。

キーワード:「みねはるか」、良食味、いもち病、圃場抵抗性、イネ
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