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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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農業用の用排水路の魚類生息環境を改善する
魚道付き転倒堰の開発及び効果

渡部 勉・田中雄一・加藤宏明・宮本 晃
摘要:生物多様性を保全する上で生物の良好な生息環境を形成・維持することは重要である。種が継続的に存続できるためには、生息・生育するための環境及び移動経路が必要である。そこで、単純な構造で農業用の用排水路内に簡易に設置でき、水利機能を損なわず流速を抑えて水深を保ち魚類の生息環境を改善する魚道付き転倒堰(以下「転倒堰」という。)を開発した。室内試験で水深確保と流速低減を確認し、現地実証で次の結果を得た。開発した転倒堰は平均流速3.6cm/s、水深25cmが保たれ、小型魚 類の生息に望ましい環境を創出することができ、降雨等による増水を自動感知し、排水を流下させる機能も有することが明らかとなった。さらに転倒堰は維持管理の浚渫が不要であるが、軽度の絡みつく雑草の除去作業が必要である。

キーワード::農業用の用排水路、魚類、生息環境、転倒堰、魚道
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