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愛知県農業総合試験場

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一文字整枝法によるコンテナ栽培イチジク「桝井ドーフィン」の
養分吸収特性

鬼頭郁代・上林義幸・成田秋義・眞子伸生
摘要:一文字整枝によるコンテナ栽培イチジクの施肥改善を図るため、「桝井ドーフィン」3年生樹の生育ステージ別の養分吸収特性を、無機成分分析により調査した。
 1.発芽直前期から落葉直前期までの乾物増加量は1樹当たり3.81kgであった。結果枝の増加量が78%を占め、地植栽培イチジクとほぼ同等であった。
 2.各器官における5要素の含有率(乾物%)は、当年生器官では生育旺盛なステージ前半で高く、後半に低下した。2年生以上の器官では低く推移し、変化も少なかった。
 3.窒素の含有量は着果開始期の結果枝で多く、他の要素と比較して、生育初期が多かった。カリウムの含有量は果実で多く、着果開始期から収穫期に多く吸収された。リン、カルシウム及びマグネシウムは、生育期間を通して吸収された。
 4.10a当たり3.3tの収量を得るには、N:10.8kg、P2O5:5.6kg、K2O:15.9kg、CaO:19.8 kg、MgO:7.7kgが必要と試算された。以上のことから、一文字整枝によるコンテナ栽培イチジク「桝井ドーフィン」の発芽から落葉前までの養分吸収特性が明らかとなり、コンテナ栽培の施肥改善と、地植栽培への応用が可能と考えられる。

キーワード:イチジク(桝井ドーフィン)、コンテナ栽培、養分吸収、一文字整枝、生育ステージ
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