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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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水稲有望系統「中部111号」が有する
いもち病圃場抵抗性遺伝子Pi39(t)のマッピング

寺島竹彦・福岡修一・坂 紀邦・工藤 悟

Plant Breeding 127:485−489 (2008)
摘要:水稲有望系統中部111号のイネいもち病圃場抵抗性遺伝様式、遺伝子座および激発条件下での収量性について調査解析を行った。中部111号は圃場検定では感受性を示すも のの、真性抵抗性遺伝子Piiを有している。中部111号の圃場抵抗性レベルは、常発地においてさえも農薬によるいもち病防除を要しない程に高かった。中部111号と感受性品種ミネアサヒの交配後代F3世代149系統を用いて、いもち病圃場抵抗性の遺伝解析を行った。 その結果、この圃場抵抗性は、第4染色体上に位置するSSRマーカーRM3843およびRM5473と共分離するPi39(t)と命名した1対の優性遺伝子によって支配されていることが示唆された。 中部111号とその系譜上にある6品種あるいは系統を用いたRM3843に関する多型解析の結果、本遺伝子のドナー品種は中国品種Haonaihuanであることが示唆された。水稲の育種事業において、いもち病圃場抵抗性を付与するためには、マーカー選抜を用いたPi39(t)の活用が有効であると考えられた。
キーワード:開花、子房、有種子果
PDFファイル未掲載


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