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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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Loop-mediated isothermal amplification (LAMP)法を
利用したイネ縞葉枯病抵抗性個体の簡易選抜法

黒柳 悟・水上優子・福田至朗・早野由里子・城田雅毅・山田眞人
摘要:イネの縞葉枯病抵抗性品種の育成においては、抵抗性遺伝子(Stvb-i)に連鎖したDNAマーカーによる選抜が行われている。PCR法によるマーカー選抜では、サーマルサイクラーなどの高価な機器を必要とし、PCR反応及び電気泳動にある程度の時間を要する。そこで、高価な機器を必要とせず、迅速に個体選抜を行うために、Loop-mediated isothermal amplification(LAMP)法の適用を図った。その結果、抵抗性遺伝子(Stvb-i)連鎖したLAMPマーカー開発と育種選抜に適したDNA抽出の検討を行い、従来よりも低コストで簡易にイネ縞葉枯病抵抗性個体をLAMPマーカーで選抜することが可能となり、育種の効率化を更に図ることができた。

キーワード:LAMP、イネ縞葉枯病、DNAマーカー、簡易選抜法
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