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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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スライス用トマト品種育成のための育種素材の選定と選抜法の確立

大藪哲也・加藤政司・榊原政弘
摘要:スライス用に適する果実形質を持つトマト品種を育成するために、オランダから導入した9品種の生育、収量、果実形質について調査し、育種素材を選定した。さらに、果実形質間の関係を明らかにし、効率的な選抜方法について検討した。
 オランダ品種は、「桃太郎ヨーク」に比べて、収量が多い、平均1果重が重い、子室数が少ない、果肉厚が厚い、ドリップ率が低い特性が認められた。オランダ品種の中で、「グレース」の良果収量が最も多かった。
 果実全体に対する果肉部の重さの割合を示す果肉率は、子室数及び果肉厚との間に正の相関関係が認められた。果実硬度は果重及び子室数との間に正の相関関係が認められた。スライスから24時間後にどれだけ果汁が漏出したかを示すドリップ率は、果肉厚との間に負の相関関係が認められた。
 スライス用単為結果性品種の育成には、育種素材として「グレース」を用い、果実形質に関する選抜形質として果重、子室数及び果肉厚を対象にすることにより、効率的な品種改良が可能となると考えられる。

キーワード:トマト、品種、スライス、果実形質、育種素材
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