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愛知県農業総合試験場

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果実の大きさが異なる単為結果性トマトにおける一代雑種の
果実品質、収量性及び親系統の採種性

大藪哲也・田中哲司・榊原政弘
摘要:
 大果で、多収性の単為結果性トマトF1 品種を育成するために、単為結果性を有する大玉トマト系統、ミディトマト系統、ミニトマト系統及びこれらを交雑した一代雑種を材料に、単為結果性トマトの果実品質及び収量の遺伝性について調査し、効率的な品種改良法について検討した。さらに、単為結果性トマト系統の採種性について調査した。

 単為結果性トマト一代雑種の平均1果重は、両親の中間値に近似、またはそれより軽かった。

 総収穫果数及び総収量は両親の間にあり、組合せによって両親の中間値に近似するもの、それより多いもの、少ないものの3とおりにわかれた。

 良果数及び良果収量は、すべての組合せで両親の中間値よりも多く、良果収量では、親系統よりも多くなる組合せが多かった。

 果汁Brixは、両親の中間値に近似するもの、親系統より高いもの、低いものがあった。

 1果当たり種子数は、平均1果重との関連性はみられなかった。一方、同一の育種素材から育成しても系統間で採種性に明らかな差が認められた。

 大果で、多収性の単為結果性トマトF1 品種を育成するためには、平均1果重が重い系統の作出、良果収量が多い組合せの選抜が必要であると考えられる。

キーワード:トマト、単為結果性、一代雑種、果実品質、採種性
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