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愛知県農業総合試験場

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小規模野草地における放牧和牛のストレス評価

清健太郎・山下千果・八代田真人・大谷 滋・大橋秀一
摘要:
 小規模野草地での放牧における、和牛の栄養状態と生理的ストレス状態を評価するために、舎飼の牛との比較検討を夏期および秋期の2回実施した。

1.栄養状態の指標である血清中のグルコース、総コレステロール、尿素窒素および遊離脂肪酸濃度は、放牧区および舎飼区のいずれも正常範囲内にあった。しかし、グルコースおよび尿素窒素濃度は、放牧区が舎飼区にくらべ一貫して有意に高かった。

2.生理的ストレスの指標では、夏期において、放牧区は舎飼区に比べて好中球/リンパ球(N/L)比が有意に高く、リンパ球サブセットの一つであるCD8は有意に低かった。秋期では試験区間に有意な差は認められなかった。

 以上の結果から、草量が確保されていれば放牧牛の栄養状態は舎飼の牛とほぼ同様であった。一方、生理的ストレスの点では、放牧牛は舎飼の牛に比べて夏期の高温多湿および日射によるストレスの影響を受けやすいことが示唆された。

キーワード:和牛、放牧、野草地、ストレス
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