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研究成果 |
成果の概要 |
第1位 |
冷凍保存した体外受精卵から世界で初めて子豚が誕生 |
これまで、豚の体外受精卵は低温に弱く、冷凍保存ができないため、豚の増殖には活用されていませんでしたが、世界で初めて冷凍した体外受精卵を用いて子豚を誕生させることに成功しました。 |
第2位 |
香りが良く、病気に強いアオジソの新品種を開発 |
本県のアオジソ栽培は全国1位(シェア63.9%)ですが、現在栽培されている品種は、シソ斑点病に弱い欠点があります。そこで、病気に強く、香りが良く、葉型が優れるアオジソ新品種「愛経1号」を開発しました。詳しくはこちらから |
第3位 |
従来より1ヶ月早い10月から出荷できるイチゴの新しい栽培法を開発 |
夕方5時から翌朝9時まで、ビニルで光を遮りイチゴの株元だけをスポット的に冷やすことで、10月から収穫できる栽培法を開発しました。 |
第4位 |
液肥を利用したハウスイチジクの冬季収穫技術の開発 |
コンテナの中に植えて液肥を利用することで、1〜4月に収穫できるハウスイチジク栽培法を開発しました。詳しくはこちらから |
第5位 |
病気に強いイネの新品種開発に農総試が開発したDNA識別技術が全国に利用される |
本試験場が開発したイネの縞葉枯病やいもち病に対する抵抗性遺伝子を識別する技術が、15の道県における稲の品種開発に利用されるようになりました。 |
第6位 |
キクわい化病を無病化する新しい組織培養技術を開発 |
キクわいか病を引き起こすウイロイドを完全に除去することができる組織培養技術を開発し、キクの無病苗を効率的に産地に供給することを可能にしました。 |
第7位 |
名古屋コーチンをDNAレベルで他の鶏と識別する技術を開発 |
親子鑑定などに幅広く利用されているDNA鑑定技術を応用し、名古屋コーチンと他の鶏肉を、DNAレベルで識別することができる技術を開発しました。詳しくはこちらから |
第8位 |
日本で初めて発生したエンドウ萎凋病の防除技術を開発 |
平成14年に日本で初めて発生したエンドウ萎凋病に対して、クロピクテープ、クロールピクリン等で畝たて前に処理することが効果的であることを明らかにしました。詳しくはこちらから |
第9位 |
上品なピンクのカーネーションの新品種「ドリーミィーピンク」を開発 |
鮮やかなピンクに白い縁取りがある高品質なスプレーカーネーション新品種「ドリーミィーピンク」を開発しました。 |
第10位 |
アオジソなど特産作物の農薬登録試験を実施し、3年間で全国最多の107剤が登録される |
本県特産のアオジソ、イチジクなどのマイナー作物に使用できる農薬は少ないため、本試験場では、農薬登録に必要な、効果の確認や残留について調査してきました。平成15〜17年の3年間で、都道府県の中で最多の107剤を登録することができました。 |