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研究成果 |
成果の概要 |
第1位 |
画期的な水稲新品種「中部125号」を開発 |
(独)農業生物資源研究所及び(独)農研機構作物研究所との共同研究により、いもち病に対する抵抗性が強く、コシヒカリ並みにおいしい、画期的な水稲新品種を開発しました。本品種は、遺伝子を確認しながら選抜するゲノム育種法を用いて、いもち病抵抗性遺伝子のすぐ近くにある食味を損ねる遺伝子を取り除くことに、世界で初めて成功したものです。
なお、この成果は、農林水産省の2009年農林水産研究成果10大トピックスにおいても、第1位に選ばれました。
(農林水産省新農業展開ゲノムプロジェクト及び農林水産省指定試験事業研究成果)
平成21年8月19日(水)記者発表
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第2位 |
夏に黄色の大きな花が咲く一輪ギク「愛知夏黄1号」を開発 |
愛知県花き温室園芸組合連合会きく部会との共同研究により、夏の高温長日条件下で大輪の花が咲き、除去する蕾や腋芽の発生が少なく、省力的に栽培できる、黄色一輪ギクの新品種を開発しました。
平成21年3月26日(木)記者発表
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第3位 |
うどんに適した小麦新品種「東海103号」を開発 |
DNAマーカー選抜を用いて、めんの生地を強くするタンパク質の一種グルテニンの遺伝子を集積することにより、色が白く、コシのある、めんができ、さらに栽培時の耐湿性や耐倒伏性も高い、めん用小麦の新品種を開発しました。
(農林水産省指定試験事業研究成果)
平成21年9月2日(水)記者発表
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第4位 |
施設園芸の重油消費量を最大7割削減する技術を開発・体系化 |
花き・果樹の施設園芸において、新たな省エネ資材や暖房方式の活用、新加温法や効率的温度管理技術を組み合わせて用いることで、農作物の収量や品質を低下させることなく、重油消費量を最大7割削減できる技術を開発・体系化しました。
(農林水産省新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業研究成果)
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第5位 |
緑肥栽培による雑草管理技術と化学肥料低減技術を開発 |
緑肥としてヘアリーベッチを栽培し、うねの部分はすき込み、うね間はリビングマルチ(草生栽培)とすることで、化学肥料の使用量低減と、除草剤を用いない省力的な雑草管理を可能としました。
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第6位 |
スプレーカーネーション「カーネ愛知4号」、「カーネ愛知5号」を開発 |
愛知県花き温室園芸組合連合会カーネーション部会育種クラブの協力を得て、花色が紫ピンク色でボリューム感があり、茎も太くしっかりしている「カーネ愛知4号」と、花色が鮮やかな黄緑色で、花径がやや小さめで可愛いらしい「カーネ愛知5号」を開発しました。
平成21年12月14日(月)記者発表
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第7位 |
イチゴの育苗分業化を実現するセル成型苗の長期大量生産技術を開発 |
イチゴの育苗の分業化と苗の長期安定供給を図るため、セル成型苗の長期大量生産技術を開発し、慣行の6倍の生産性と、2割の生産コストの低減、さらに定植時期を3か月間拡大することを可能としました。
(農林水産省新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業研究成果)
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第8位 |
高品質豚肉生産のためのエコフィードの利用効果を解明 |
肉豚に馬鈴薯由来の食品残さ(生馬鈴薯7:ポテトチップス1:コーンスターチ2を混合、火力乾燥したもの)を30%添加した配合飼料を給与したところ、配合飼料のみ給与した場合とほぼ同等の生育が得られ、筋肉内脂肪含量(サシ)が増加すること、豚肉の食味性が優れることが明らかとなり、エコフィードが高品質な肉豚生産に有効であることがわかりました。
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第9位 |
タバココナジラミの種類を簡易に識別できる検査キットを開発、商品化 |
トマト黄化葉巻病を引き起こすタバココナジラミについて、バイオタイプ(見た目では区別できないが、遺伝子型が異なる系統)別に農薬を決めて的確に防除するため、タバココナジラミのバイオタイプを生産現場で迅速かつ簡易に判別できる検査キットを開発、商品化しました。平成21年7月22日(水)記者発表
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第10位 |
コチョウランの低コスト花茎発生のための局所冷房装置の開発 |
コチョウランの花芽の発生には、株基部を低温にすれば良いことを明らかにし、株基部や根圏を局所的に冷やすことで、温室全体を冷房する場合に比べて25〜50%消費電力を削減できる局所冷房装置を開発しました。
(農林水産省新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業研究成果)
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