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日光川、筏川流域の概要

ページID:0020215 掲載日:2013年8月6日更新 印刷ページ表示

 日光川の流域は、約300平方キロメートルにおよび9市2町1村と約100万人の人々が生活を営んでいます。流域の南半分は、いわゆる「海抜ゼロメートル地帯」と呼ばれ河川への排水は全てポンプ排水を余儀なくされております。

 この地域は、名古屋市街地に近く交通の便も良いので近年急速に都市化が進み、これに加えて昭和30年代から昭和40年代に急速に進んだ地盤沈下により、排水をますます難しくさせました。

 日光川は感潮河川であるため、干潮時付近では河川水位より外潮位が低くなる事が多く、河川水は自然排水することが出来ますが、満潮時付近では河川水位より外潮位が高くなることが多いため、水閘門を閉めて海水の逆流を防ぎます。水閘門を閉めた際に、台風などの豪雨に襲われますと、川の水位が上昇し、堤防を越水する危険な状況が想定されますので、日光川では河口部に排水機場を設置し、川の水を伊勢湾に強制的に排除します。

 <日光川流域の市町村>
 名古屋市,一宮市,津島市,江南市,稲沢市,愛西市,清須市,弥富市,あま市,大治町,蟹江町,飛島村

 

 筏川は、愛知県西部に位置し、木曽川と日光川にはさまれた低平地を流れ、伊勢湾に注ぐ延長約4キロメートル、流域面積約34平方キロメートルの二級河川である。現在は、長年の地盤沈下により地盤高T.P.0メートル以下の地区が流域の3分の2程度を占めるようになってきており、ほとんど自然排水が期待できない状態になっているため、ますますポンプの重要性が増してきています。 

 <筏川流域の市町村>
 津島市,稲沢市,愛西市,弥富市,飛島村

流域図