ページの先頭です
メニューの終端です。
農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

TEL:0561-62-0085
FAX:0561-63-0815


研究報告40号の目次へ戻る

トマト萎凋病菌(Fusarium oxysporum f. sp. lycopersici
レース2の抵抗性遺伝子I-2 に連鎖するDNAマーカーの開発

福田至朗・黒柳 悟・大藪哲也・大矢俊夫
摘要:トマト萎凋病は萎凋病菌Fusarium oxysporum f. sp. lycopersici によって引き起こされる重要な病害である。現在、萎凋病を防除するための最も有効な方法は、抵抗性品種の利用であると考えられている。優性の単一遺伝子I-2 は萎凋病菌のレース2に対する抵抗性遺伝子であり、トマトの第11番染色体上に座上している。本研究では、I-2 の塩基配列とその3’非翻訳領域を元にプライマーを設計し、I-2 遺伝子の有無を検出できる優性のDNAマーカーを開発した。このDNAマーカーにより、萎凋病に抵抗性を持ったトマト品 種育成を効率的に行うことができる。

キーワード:トマト萎凋病、Fusarium oxysporum f. sp. lycopersiciI-2、DNAマーカー
全文ダウンロード PDFファイル
74kb


試験場のトップへ
試験場のトップページへ戻る