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経済労働委員会審査状況(令和8年7月9日)
経済労働委員会
委員会
日時 令和8年7月9日(木曜日) 午前9時44分~午前10時11分
会場 第7委員会室
出席者
日比たけまさ、横田たかし 正副委員長
山本浩史、政木りか、今井隆喜、平松利英、伊藤貴治、長江正成、安井伸治、手塚将之、
阿部武史 各委員
観光コンベンション局長、観光推進監、関係各課長等

委員会審査風景
議題
大河ドラマ「豊臣兄弟!」を活用した観光PRについて
会議の概要
- 開会
- 議題について理事者の説明
- 質疑
- 閉会
主な質疑
【委員】
パンフレット2ページ目の右上、主人公の秀吉、秀長が着ている服は、ガラ紡という織物で、一宮市の木玉毛織株式会社が注文を受け、作った布である。
布は、今は電動化しており、エアジェット織機という目にも止まらない速さで作られている。一方、ガラ紡は、明治初期に手で作っていた時代の機織りの技術だが、一宮市では技術を絶やさないように現在も作っている。
大河ドラマ館での展示が変わっていなければ、ガラ紡が紹介されているので見てもらえるとうれしい。
ガラ紡を作っているのは一社だけではないが、展示されて反響があったかその会社に聞いてみた。すると、展示は本当にありがたいものの、特段、売上げは上がっていないということだ。
売上げにつなげていくには地元の努力も必要であるものの、現状では売上げにつながっていないのが残念だ。地元から県への支援を求める話もあるだろうが、せっかくの機会である。県からもイベントをやってみたらどうかなど提案していると思うが、さらに目配りしてもらえるとうれしい。
【委員】
今日の視察先のパンフレットの主催を見ると、名古屋市・名古屋市大河ドラマ「豊臣兄弟!」活用推進協議会と書かれている。そこで、まず愛知県の立ち位置について伺う。
【理事者】
名古屋市大河ドラマ「豊臣兄弟!」活用推進協議会は、名古屋市が中心となっている協議会である。県は協議会に入っているものの、名古屋市が中心となって運営している。
【委員】
今の答弁だと、今日の大河ドラマ館は、あくまで名古屋市が主体、名古屋市のコンテンツの一つと捉えればよいのか。
【理事者】
そのとおりである。
【委員】
主体は名古屋市であっても当然、愛知県の中にあるわけだから、そのコンテンツを使って多くの人に来てもらい周遊してもらえればと思う。今日の資料を見ると、旅行者に来てもらう施策、例えばスタンプラリーやドライブマップの記載はあるが、宿泊施設とコラボレーションして泊まってもらう施策の記述がないため、気になった。宿泊してもらう施策について考えを伺う。
【理事者】
宿泊まで視野を広げた取組は重要だと考えている。一方で、アンケート結果等を踏まえると、まずは来てもらった人に周遊してもらうことを優先して取組を進めている。そのため、現状では、ドライブマップや周遊を促進する取組にとどまっている状況である。
【委員】
まず周遊してもらい、地元で美味しいものを食べたり、地元の商品を買ったりすることが一義的にはなるが、泊まってもらうとそれだけお金を使ってもらえ、地元の経済が活性化する契機にもなる。どうする家康のときにも、周遊してもらうことは多かったが、その後帰ってしまったという話も聞いている。今後どのように愛知県、名古屋市に泊まってもらうかも踏まえて、取組を考えてもらいたい。
【委員】
事業は、大河ドラマを誘致するところから始まるものなのか。
【理事者】
ドラマの誘致については、NHKがどういった作品を作り、どのタイミングで放映するかを決めているため、一義的には制作者側であるNHKの判断になる。一方で、過去のどうする家康や今回の豊臣兄弟!でも、地元も一体となりドラマの活用に取り組んだことによって、その盛り上げに非常に効果があった。そのため、ぜひ当地域に誘致したいということは、正式な依頼ではないものの、事業を実施する中で働きかけていきたい。
【委員】
そうだとすると、大河ドラマの活用とは、あくまで決まったものに対して、後出しじゃんけん的に、どうやって盛り上げていこうかと準備を進めていくこととなる。では、ドラマはどういった内容で、どうやって進んでいくという情報の共有はどこまでされるのか。
【理事者】
ドラマの場面については、制作過程で内容が変わることもある。数か月前から県に共有されることは、現実問題として制作者側の関係で難しい。
一方で、地元と協力しながらドラマを盛り上げていくことは、NHKにも理解してもらっている。そのため、事業を進める中で、より双方にとって効果的な取組になるよう、実務的なミーティングを重ねて実施している。
【委員】
大河ドラマに限らず、フィルムコミッション等を活用している市町村、また史実とは異なる名シーンは、プラスアルファの観光地となっていく。そうしたときに、やはり後出しじゃんけん的にやっていくと、今まで愛知県や各地域のパッケージとは違うものになってくる。制作者側と連携することができれば、より大河ドラマの活用につながると思う。
先ほどの委員からも発言があったが、滞留・滞在時間を長くして、地域での消費につなげていくためには、各市町村も含めて一緒に検討する際に、県の持つ情報量が大切になってくる。制作者側の意向が大きいことも十分理解しているが、一緒に進めていくことを投げかけてもらいたい。
【理事者】
当地域への滞留時間を増やし、消費を増やす点については、県としても同じように考えている。具体的な事業を予算化する1年前には、ドラマの放送や概要が分かっているため、県内の市町村や観光協会が構成員となるあいちの歴史観光推進協議会の枠組みで、ドライブマップをはじめ、各種事業を実施している。また、ドラマの舞台となる市町村ともしっかり連携し、ドラマと観光誘客が相乗効果を図れるように進めていきたい。
なお、昨年度、名古屋駅コンコースの人通りが多い場所にブースを設置し、情報発信を行ったところ、観光情報が県内で宿泊する人など多くの人に伝わり、空いた時間での周遊やドラマの撮影場所等への訪問につながった。引き続き、当地域での滞留時間や消費を増やすことにつながるように取り組んでいきたい。





