新城設楽の地形・地質
新城のナイアガラ
花の木公園のすぐ下、豊川左岸側に見える滝です。滝状に流れている部分は、取水堰堤からもう少し下流にある長篠水力発電所へ水を送る導水路を乗り越えてきた川の水です。日本三大美堰堤の一つにもなっており、幅約100mにわたって流れ下る滝の様子は「新城のナイアガラ」と呼ばれています。滝周辺に見える岩石は、設楽層群の基盤岩となっている新城トーナル岩(新城石英閃緑岩)と呼ばれる領家花崗岩の一つです。この花崗岩は下流の鮎滝を含めたこの辺り一帯に分布していて、長柱状をした角閃石の自形結晶がきれいに見られることが特徴です。 取水堰堤や導水路に近づくことは危険ですので、花の木公園周辺から見学しましょう。

項目 | データ |
---|---|
種類 | 滝 |
事象 | 人工の滝(長篠水力発電所への導水路) |
文化財など | - |
所在地 | 新城市横川 |
緯度・経度 | 北緯 34°56’48.2" 東経 137°32’43.2" |
20万分の1日本シームレス地質図
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