新城設楽の地形・地質

巣山(阿寺七滝)の礫岩すやま(あてらななたき)のれきがん

巣山礫岩層(または阿寺七滝礫岩層)は、新城市巣山から阿寺にかけて見られる表面が赤茶色をした不淘汰な円礫岩層のことを指します。阿寺の七滝はこの礫岩層の中にかかっています。七滝周辺に見られる礫岩は「子抱石」とも呼ばれ、持ち帰ってまつると子供を授かるという伝説があります。また、「食い違い石」も多く見られ、中央構造線の影響によるものと考えられています。化石が産出しないので堆積年代は未だに明らかになっていませんが、最も古くて白亜紀後期の堆積物という考えもあります。

遊歩道脇の露頭の様子
遊歩道脇の露頭の様子
食い違い石
食い違い石
巣山(阿寺七滝)の礫岩のデータ
項目データ
種類堆積岩
事象時代未詳(中生代白亜紀?)の堆積岩
文化財など-
所在地新城市細川
緯度・経度北緯 34°56’55.6" 東経 137°38’39.7"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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