新城設楽の地形・地質

桜淵・乗本の緑色片岩さくらぶち・のりもとのりょくしょくへんがん

低温高圧の変成作用を泥岩・泥質砂岩が受けた場合は黒色片岩が、玄武岩質の凝灰岩・凝灰質泥岩の場合は緑色片岩がそれぞれできます。片岩とは片理(変成作用によってできる薄く平行に割れやすい構造)をもった岩石のことです。これらの岩石は桜淵、長篠城の下の宇連川、本長篠駅-下吉田間の黄柳川、阿寺川に広く露出しています。片岩の中には片理が細かく褶曲している部分を観察できるものもあります。

新城市乗本周辺の豊川左岸での露頭
新城市乗本周辺の豊川左岸での露頭
褶曲した片理
褶曲した片理
桜淵・乗本の緑色片岩のデータ
項目データ
種類変成岩
事象三波川変成岩
文化財など-
所在地新城市乗本
緯度・経度北緯 34°54’54.8" 東経 137°33’30.0"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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