新城設楽の地形・地質

不ッ田の七滝ふったのななたき

設楽層群の基盤岩である領家花崗岩が、中央構造線の動きで変質した断層岩にかかる滝で、落差は約25mです。滝のすぐ前の谷を中央構造線の副断層(八昇峠まで延びる細川断層と呼ばれる断層の一部)が通っているので、滝の反対側(北側)の林道沿いには設楽層群下部の堆積岩が露出しています。また、滝の上流には中央構造線の主断層も通っていて、滝の部分は断層に挟まれた岩体となっています。そのため、岩体(断層岩)の中を通る断層や節理の部分が侵食されて滝となっています。

不ッ田の七滝
不ッ田の七滝
不ッ田の七滝のデータ
項目データ
種類
事象断層による滝(領家花崗岩源の断層岩)
文化財など-
所在地新城市睦平
緯度・経度北緯 34°56’51.9" 東経 137°37’21.4"

20万分の1日本シームレス地質図 基本版を使用 (→凡例画像)
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