新城設楽の地形・地質
柴石峠の植物化石
設楽町・東栄町の境界にある柴石峠の凝灰岩や凝灰質シルト岩、凝灰質砂岩から産出する植物化石は柴石峠植物群として命名されており、保存のよい状態でたくさん産出しました。見つかる化石群集からは現在の冷温帯から暖温帯上部にかけて分布する落葉広葉樹林が発達していたと考えられています。現在は設楽町と東栄町の天然記念物として指定され保護地となっているので、一般の方の化石採集は禁止されています。これまでに採集されたたくさんの化石は東栄町立博物館に展示されていますので、そちらで是非観察しましょう。


項目 | データ |
---|---|
種類 | 堆積岩 |
事象 | 新生代新第三紀堆積岩 |
文化財など | 設楽町指定天然記念物 1968年2月1日指定 東栄町指定天然記念物 1962年12月1日指定 |
所在地 | 北設楽郡設楽町長江、東栄町大字振草 |
緯度・経度 | 北緯 35°06’48.1" 東経 137°36’29.2" |
20万分の1日本シームレス地質図
基本版を使用 (→凡例画像)
「シームレス地質図®」は産業技術総合研究所の登録商標です
このページに関する問合せ先
愛知県東三河総局 新城設楽振興事務所 環境保全課
〒441-1365 愛知県新城市字石名号20-1TEL:0536-23-2117(ダイヤルイン)
メールアドレス:shinshiroshitara@pref.aichi.lg.jp