トップページ>多文化リポート>現場を行く【NPO法人豊橋ブラジル協会】


豊橋市の岩田団地にはブラジル人が多く住んでいますが、その団地の近くに“エスパソABT”というお洒落な建物があります。元々学習塾であり、その後ブラジル人学校になったりもしたそうですが、2009年8月からNPO法人豊橋ブラジル協会(Associação Brasileira de Toyohashi)がここを借り受け、様々な事業を行っています。
まず、就労準備研修が始まり、続いて虹の架け橋教室、さらには2010年10月から愛知県の委託を受けてプレスクールが始まりました。訪れた日は、虹の架け橋教室とプレスクールの両方の教室をやっていましたが、プレスクールの方を見学させてもらいました。プレスクールというのは、外国人の子どもたちが、日本の公立の小学校にスムーズに入れるよう、就学前の子どもたちに、ひらがな等を教えながら学校生活の基本を身につけてもらおうというものです。

一斉に答えているのを聞いていると、皆よくわかっていると錯覚してしまいますが、1人ずつ当てられ始めると、実はわかっていない子もおり、わからない子は少し嫌気がさし始めたりしました。
ちょうど、そのタイミングでカルタゲームが始まりました。カルタゲームは、絵と平仮名が書いてある数枚のカードを使って先生と対戦するグループ、たくさんのカードを使って子どもたち同士が対戦するグループ、平仮名だけが書いてあるカードを使って対戦するグループの3つに分かれていて、子どもたちの集中力とレベルに合わせた対応がなされているのだと感心しました。
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豊橋市長はかつてブラジルに住んでおられたため、日系ブラジル人社会に対して大変関心が高いそうで、このNPOは、市からブラジル人向けの市役所のホームページの作成を依頼されたり、豊橋市と豊橋市国際交流協会、ABTが連携して“Vamos Ganbatear(バモス・ガンバチアール=頑張りましょう)”というインターネットラジオによる日本語講座を行ったりもしたそうです。
他にも、独自にポルトガル講座や日本文化講座なども行っていて、この建物は、いろんなものが一緒になったエスパソ(空間)なのだと感じました。

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