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医療安全管理室

医療安全管理

医療安全管理のための基本的な考え方

医療安全管理は、医療の質に関わる重要な課題である。また、安全な医療の提供は医療の基本となるものであり、その職員個人が医療安全の必要性・重要性を施設および自分自身の課題と認識し、医療安全体制の確立を図り、安全な医療の遂行を徹底することが最も重要である。このため当院は医療安全管理室を設置し、医療安全管理体制を確立するとともに院内関係者の協議のもとに、医療安全管理規程および医療安全管理マニュアル(以下マニュアルという)を作成する。またインシデント(ヒヤリ・ハット、医療事故)事例の評価・分析によりマニュアル等の定期的な見直し等を行い、医療安全管理の強化充実を図る。

医療安全管理の業務と活動

  • 医療安全管理室の構成

    室長は医療安全管理委員長(副院長)が兼任とする

    専従リスクマネジャーを置く

  • 医療安全管理室の業務は次の各号に掲げることとする

    インシデント(ヒヤリ・ハット、医療事故)レポートの受付及び管理

    医療安全管理委員会・リスクマネージメント部会議を開催する

    医療事故発生時の対応状況の確認ならびに相談を受ける

    インシデント事例について調査・分析(リスクマネージャーとの協働)

    インシデント事例の分析に基づく、対策の立案・周知(同上)

    医療安全に関する連絡調整

    リスクマネージメント部会の開催

    医療用具のトラブルについて厚生労働省への報告

    院内の医療安全実施策の周知・実施状況の把握と評価およびさらなる対策立案

    院内の医療安全推進のための啓発・教育

    医療安全管理マニュアルの追補・改訂

    他の医療施設、あるいは社会的な医療安全に関する情報の収集及び伝達

    患者、利用者(以下患者という)家族からの医療安全相談の支援を行う。

    その他医療安全推進に関すること

  • 活動記録

    「BLS研修を行いました」

     9月17日に、名古屋掖済会トレーニングサイトの皆さんに当院へお越しいただき、日本ACLS協会に準拠したBLS研修を行いました。18名の参加者はそれぞれ身体を積極的に動かし、声を掛けながら、約6時間のハードな訓練を完遂しました。技術の習得もさることながら、チームワークの重要性にも気づいた1日でした。

    BLS研修の様子1 BLS研修の様子2

患者様にお願いしたいこと

採血・輸血、点滴や投薬などの与薬業務、手術や検査などの様々な場面において、患者様の取り違えが発生した場合は重大な事故につながります。
患者間違いを防ぐためにも、フルネームではっきり名乗っていただくことと、入院中はネームバンドの装着・提示にご協力をお願いします。

医療安全管理指針

PDF医療安全管理指針

医療事故への対応

事例調査報告書(2023年6月20日公表分)

事例調査報告書(2022年12月2日公表分)



医薬品等の適応外使用に関する情報公開

医薬品及び医療機器は、法律(医薬品医療機器等法)に基づいて厚生労働省で承認された方法で使用することが求められます。しかし、治療の必要上、承認内容とは必ずしも一致しない方法で使用すること(適応外使用等と言います)もあります。その場合は、病院内の会議「適応外・禁忌医薬品等評価委員会」で、使用の必要性があるか、有効性・安全性等の面から問題がないか審議し、承認した上で使用することとしています。
上記により承認の上、適応外使用等を行う場合、医療者が文書又は口頭で説明し、及び患者さんの同意を得ます。しかし、科学的に相当の根拠があり、倫理的な問題が極めて少なく、患者さんに有益であると考えられる使用の際は、文書又は口頭による説明・同意取得を例外的に簡略化することを、「適応外・禁忌医薬品等評価委員会」で承認しています。以下がその治療の一覧です。
患者さんは、その治療内容を確認し治療を拒否することができます。
個々の承認内容について詳しくお知りになりたい場合や拒否されたい場合は、各治療の説明資料に記載された問合せ先までお知らせください。

1.麻酔前投薬としてのミダゾラム(注射剤)の内服

2.麻酔補助としてのペンタゾジン(注射剤)の投与

3.メラトニン内服薬の6歳以下の小児への使用

4.リスペリドン、アリピプラゾールの未就学児への使用

5.非ケトーシス型高グリシン血症に対する安息香酸ナトリウムの使用、メジコンの大量投与

6.抗てんかん薬の乳幼児への使用

7.ジアゼパム座剤の成人への使用


感染管理

院内感染防止対策に関する基本的な考え方

当院の院内感染対策は、患者・利用者・患者家族はもとより、中央病院にかかわるすべての人を感染から守るため、「標準予防策」を基本とした感染対策を遵守しています。合わせて感染経路に応じた予防策を実施します。
また、病院内外の感染症情報を広く収集して院内感染の危険及び発生に迅速に対応します。院内感染が発生した事例については、速やかに予防策の実施及び評価し、事例の発生の原因となった感染対策システム上の不備や不十分な点を改善します。
院内感染対策活動の必要性・重要性を職員全体に周知徹底し、病院全体の課題として積極的に取り組みます。

院内感染対策に関する取り組み事項

  • 院内感染対策の組織に関する事項

     感染対策に関する問題点を把握し、改善策を講じるなどの院内感染対策活動の中枢的な役割を担うために、病院長の諮問機関として院内感染対策委員会を設置しています。委員会は月1回の開催を基本として必要時には随時開催しています。さらに実働部隊として医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師で構成した感染対策チーム(ICT)を設置し、定期的な会議・ラウンドを行い、抗菌薬適正使用の推進や医療関連感染に関する問題に迅速に対応します。

  • 院内感染対策に関する職員研修についての事項

     全職員を対象とした感染対策に関する研修会は年2回以上開催しています。さらに各部門別、職種別の研修を適宜開催し、感染対策の意識・知識・技術向上に努めています。また、各部署に感染対策マニュアルを配備し、感染防止のための基本的な考え方や具体的な方法について、全職員への周知を行っています。

  • 感染症発生状況報告に関する事項

     薬剤耐性菌や院内感染対策上問題となる微生物の検出状況を週報として各部署に知らせ注意喚起を行っています。感染対策委員会で情報共有し、必要に応じて感染対策の周知や指導を行います。

  • 感染症発生時の対応に関する事項

     院内感染が疑われる事例の発生時には、ICTが速やかに現状の確認、疫学的調査、感染対策の徹底などを行い、感染源や感染経路を特定して感染拡大を防止します。必要に応じて院内感染対策委員会が招集します。また、届出義務のある感染症が発生した場合には、保健所へ連絡、報告を行い速やかに連携し対応を行います。

  • 患者さんへの情報提供に関する事項

     感染症が流行する時期は、ポスター等の掲示を行い院内に情報提供を行います。合わせて感染防止の意義及び手洗い・マスクの着用などについてご理解とご協力をお願いいたします。