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武豊町

国際交流

文房具の手渡しのためネパールを訪問した小中学生

国際交流 ネパール連邦民主共和国  

武豊町小中学生ネパール訪問団派遣事業

平成21年度

ネパールとの交流

 武豊町は万博のフレンドシップ相手国、フィジーとの交流を続けてきました。しかしながら、フィジーだけでなく、他の国の現状について、特に子どもたちに知ってもらい、国際的な視野を広げることも必要と考えました。平成19年、町内の小中学生が学校の枠を超えて社会活動に取り組む「スマイルネットワーク」が、不要になった文房具を集め、ネパールへの支援を始めました。集められた文房具は、平成19年・20年においては武豊ライオンズクラブがネパールへ持参しましたが、平成21年度は、支援に参加している小中学生が実際に現地を訪れ、自らの手で文房具を持参し、支援先の子どもたちがどのような生活をしているのかを肌で感じてもらうことをねらいとして派遣事業が立ち上がりました。

道のり

 平成21年8月、武豊町からネパールへ小学生3名、中学生9名と、安全面を最大限考慮して、子ども一人につき大人一人が見守ることができるよう、同数の大人の団員とサポート隊が同行し、合わせて24名がネパールへ向かいました。
 直行便がないため、バンコク経由でネパールの首都カトマンズに到着した訪問団は、整備されていない道路や山積みされたゴミ、そして銃を片手に立つ国軍の兵士など、日本とはあまりに違う光景に衝撃を受けました。

ネパールの子供たち

 今回の訪問は、スマイルネットワークで集めた文房具を現地の子ども達に直接手渡すことが最大の目的でした。施設の充実している国立学校「ブダニルカンタ・スクール」では、あいにく試験期間中であったため慌ただしくはなりましたが、校内見学や学生たちとの質疑応答などを通しての交流となりました。
 その後、ネパールにあるJICAネパール事務所を訪問した一行は「お金をあげる、物を渡すだけでは援助とは言わない。その国の人たちの考え方を理解したうえで何が出来るか考えてほしい。日本のやり方を押しつけてはいけない」という話をしてもらい、相手の国を理解したうえでの援助という考え方を学びました。
 翌日の「シュリ・ジャナシェタン・スクール」は、1時間以上かけて山を登ったところにあり、そこで文房具の寄贈式が行われました。加えて、小中学生から日本の文化の紹介として、書道の披露もありました。
 また、2000年に武豊ライオンズクラブが建設した支援施設DIPホームでは、生活援助がなければ就学できない厳しい環境で生きている同年代の子ども達が、訪問団に対して、それでも優しく温かく接してくれたことに感動し、各々の心に大きな足跡を残しました。

担当者の声
武豊町役場 企画政策課
新美 周大さん
子どもたちの成長が
この事業の最大の成果です

 自然豊かな国=ネパールだけのイメージで参加した子供達。しかし実態は、牛・ヤギ・イヌが放し飼い、空港にはサル!街は凄まじいクラクション音と我先にと争う驚くばかりのバイクと車、人の群れ、道端はゴミの山、目にした富める者と貧しい者の差、何とも厳しい生活環境にあることかと思いました。
 このなかで、ネパールの子供達はキラキラした目で明るく話しかけ、交流を深めてくれました。ネパールを旅立つ時には見送り人に別れを惜しみ、涙ぐむ子もおりました。帰国報告の子供達の作文には、自分の豊かさに感謝し、これからの自分をしっかりと見出して行こうとする前向きな気持ちが綴られています。この成長が、この事業の最大の成果です。
 ご尽力いただいた多くの協力者に感謝するとともに、たくさんの思い出を作ってくれたネパールの子供達へ、ダンニャバード(ありがとう)!!

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文房具の受け渡し

交流会で書道など日本文化を披露

DIPホーム前で撮影

DIPホーム関係者との交流会

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